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パレスチナ゠アクション、囚人護送車でエルビットの研究拠点に突入

原文:https://freedomnews.org.uk/2024/08/06/palestine-activists-crash-prison-van-into-elbit-research-hub/
原文掲載日:2024年8月6日
著者:クリスティーナ゠サイクス

6人の活動家がブリストル北部の兵器工場内部に損害を与え、逮捕された。

パレスチナ゠アクションによれば、本日(8月6日)早朝、ブリストルにあるエルビット゠システムズ社の厳重に警備された研究・製造拠点に、活動家達が囚人護送車を使って外周を突破し、侵入した。フィルトンにある施設は、電子戦・陸上車両・シミュレーション・ビジョン技術の研究・開発・製造拠点とされている。パレスチナ゠アクションによれば、フィルトン工場は英国におけるイスラエル兵器企業の重要拠点であり、情報公開法による開示によれば、現在、イスラエルへの兵器販売の輸出ライセンスを有している。

同グループは、この施設「内部に囚人護送車を転用して活動家達が侵入する様子を垣間見る」動画を公開した。このグループがフィルトンの拠点を標的にするのはこれが初めてである。一方、スタッフォードシャーにあるエルビット社の「UAVエンジンズ」工場は、活動家達によるロックオンとコミュニティの大規模ピケによって5日間連続で妨害されている

https://freedomnews.org.uk/wp-content/uploads/2024/08/IMG_1028.mp4

(動画はパレスチナ゠アクションより)

フィルトン拠点は昨年7月に開業し、その際にはツィピ゠ホトベリ駐英イスラエル大使も出席した。工場内に見られる製品は、エルビット社製のトーチX指揮統制システム・トール゠クワッドコプター゠ドローン・nv33ナイトヴィジョン゠テクノロジーといったガザの虐殺で使用されたものと同じである。

より広く見れば、エルビット゠システムズ社はイスラエルの軍用ドローンと陸上装備機器の85%を供給しているが、英国からイスラエルに輸出しているのは、主に、ドローンと航空機の部品・軍用電子機器・標的補足システム関連である。

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