2024/06/16 これにて一件落着

ということで昨晩はあまりにも疲れていた。記憶が無い。

結婚式に行くために広島へ向かう。広島は遠いのである。頭の中で考えていた予定としてはそのまま起きているもしくは4:30頃に起きて、5時に出発し、7:30頃には成田空港についていようと考えていた。
気絶して目が覚めると5:15だった。ふぁっくである。まずい!

これは空港が間に合わない感じかしらと思いながら、いったん落ち着いてタバコを吸う。タバコを吸いながら乗換案内を見れば、どうやら6時過ぎに家を出ればなんとか間に合うことが分かった。よっしゃと急いで支度する。

地下鉄に乗って乗り継いで、最速のルートで8時前にはなんとか到着した。ささっと飛行機に乗って広島空港へ10:30頃に到着する。今度はバスに乗って広島駅へ。へとへとである。
駅へは母に迎えに来てもらったので、そのまま式場へ向かう。なんとかかんとか12時ちょいとくらいに式場へ飛び込む。すでに披露宴が始まっている。やあやあと飛び込めば、懐かしい顔がたくさん来ていた。おお、久しぶりである。へとへともへとへと。酒もどんどんすすむ。ビールは第三ではなく本物で肉も立派な牛肉である。こりゃあうまいなあ。
もちろん新郎やご家族への挨拶は済ませたうえでのこれであるからご按針いただきたい。美味い美味いとは言っているが、あまり食べられなかった。ここのところのストレスで胃腸が弱っているのだ。それにまた、コース料理というのは見事なもので、スープに野菜、パン、魚をちょっとずつ食べればもうお腹いっぱいになる。まいったもんだ。

それでも大量に飲酒できたのはやはり久しぶりの地元で心が解放されたからだろう。瓶ビールを4本くらいはいったはずだ。そこから懐かしい人と話すたびにハイボールを一杯ずつぐいっぐいっと何杯飲んだかわからない。

14時くらいに感動的な映像が流れてその場はお開き。すぐそばに海があったから皆で飛び込もうじゃないかといったが、誰も乗らなかった。おじさんになったなあ。いや、当然のことである。最悪死んでしまうからだ。
駅までのシャトルバスで送っていただき、道中の盛り場で降りる。どうやら三次会(二次会?)をするようだ。なんとボーリング場だった。これは文化の違いである。酒に酔ってボーリングとは、不思議な文化だなあ。
2ゲームほどやってボーリング場を出る。そうしたらもう一軒行こうとなる。ここらですでに6人くらいになっていた。みんなおじさんである。家族がいる者、仕事で県外に戻る者、みんな大人になったんだなあ。それは素晴らしいものである。

私はもっと若かりし頃には、毎日仕事に行く生活がなんとも愚かしいものに思えたものだが、年をとればそれもまた別の幸せであると分かるようになってきた。
そんなしんみりしている場合じゃない。今日は遊ぶぞ~と、もう一軒。いやあ楽しかったね。こんな楽しい時間を過ごせたのも、懐かしい友達のおかげで、そして何よりも新郎新婦が指揮を上げてくださったおかげである。感謝感謝である。

実家の最寄り駅へは23時過ぎに到着した。家は駅から徒歩15分ほどだ。ここを歩いていれば、なんとも不思議な気持ちになった。
どう考えても町が暗い。「暗い性格」の「暗い」とは違う意味で、本当に真っ暗だ。こんなに暗かったかしら。そして車が全く通らない。東京に慣れすぎて感覚がおかしくなっていたが、こんなもんである。
いま住んでいる家の近くは大きな通りがあり、24時間車がびゅんと走っている。23時過ぎなんて、まだまだ宵の口である。それがここでは深夜に当たる。
帰り道にコンビニに寄れば(コンビニがあるから田舎ではないな)、店長とバイトらしい女の子がだらついていた。これが田舎である。

ようやっと家に着いた。久しぶりである。やあやあと持ってきたパソコンでパラララレイディオを聞いた。ワイドショーもTverでチェックしてとやっているとソファで眠ってしまった。5時ころに起きて、風呂に入ってもういっちょ眠った。こちらはエアコンが無くても眠れるくらいには気持ちのいい風が入って来る。こんなにちょうど良かったかしらと思いながらよく眠った。

これにて地獄のスケジュールは一段落着いた。いやあ働いた働いた。とんでもなく大変だったが人間として成長できた気がなんとなくする。でもお金は全然稼げていないから、戻ってからが思いやられる。これくらいで今日の日記は終わり!

今日面白いと思ったことは「当然であるが、地元の友達もどんどん人間として成長している。ちょっと付き合いにくいかもと思っていた人もとても接しやすくなっていた。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。