2023/10/16 今日も一日しゃべりまくった

今日は8:30に起きた。起きたはいいが、体が動かないので軽く身支度をしたところで10時に頃に20分ほど眠った。
いやはや、昨日は二日分くらい働いたのでまだ完全回復はしていないようだ。

11:50頃に東洋館に到着してポッドキャストのラジオを録音した。今一度、古舘伊知郎さんのYoutubeチャンネルで起きたことを話した。あれはやっぱり不思議である。よくしゃべった。
そのあとは漫才大行進で10分間の楽しい漫才をした。今日の漫才も篠木さんにいただいたジャケットを羽織る。まだ体が慣れていない。うーん。なにかへんな服を着てやっている気持ちになる。これから慣れるのか。それともやっぱりスカジャンを着て漫才をやることになるのか。それはわからない。

漫才を終えて、帰宅してひと眠りしようかと思ったところで、ありがたいことにウーデンガーデンの藤田さんがお昼ご飯にさそってくださった。

藤田さんとパソコンで書こうとすると、私は藤崎と書きなれすぎたことで「ふじさき(消して)ふじさき(消して)ふじた」と何度も書いては消してをやってしまう。習慣とは怖いものだ。

藤田さんと二人でゆっくり話したのは今日が初めてだった。私からすると藤田さんは普段静かにされているので、いつも怒っているのかと思っていた。どうやらシンプル寡黙マンのようだった。ゆっくりと私の考えていること、藤田さんの考えていることを交流できたと思う。藤田さんがそう思ってなかったらたいへん失礼いたしました。

藤田さんと話していると、遠くの席に見覚えのある頭があった。頭で判断したのはたいへん失礼だが、宮田陽・昇の陽さんが食事をされていた。
本当に失礼だが、頭髪の色・量で見つけてしまった。たいへん失礼とは思いながらも、ご挨拶をした。
15時頃、解散しようかと席を立ち、お先に失礼する旨、陽さんにご挨拶に行ったところ、会計は任せるようにおっしゃられた。まったくの嘘ではなく、そんなつもりではなかったので大変恐縮してしまった。
しかし、強く断ることも失礼に当たるのがこの業界である。数年前、球児好児の球児師匠にお年玉をもらった際、田川くんが人からモノをもらうのに慣れていなさ過ぎて、強く断って球児師匠が怖い顔をしたことがある。そこで私はしっかりと学んだ。ご好意を授かることも礼儀なのだ。
この度の陽さんには心より感謝を申し上げ、ごちそうになることにした。ありがとうございました。

お笑いの世界では、先輩が後輩の食事代を出すことが多いというのは今やご存じの方は多いだろう。
これについて、私はいつもいいシステムだなと思う。それというのは決して「若いうちはただでご飯が食えてラッキー!」ということではない。先輩からごちそうになるということは、私自身も長くお笑いを続けて、ごちそうになっただけ、いやごちそうになった以上に若手にごはんを食べさせる義務と言うか使命を授かるということだと私は考えている。
先輩がご馳走してくれるのは、なにも若手がかわいいということだけではなく、お笑い界で脈々と渡されたバトンをつないでいるということなのだ、と私は考えている。私は今日の陽さんにご馳走になった分以上のものを後輩に渡していかなければいけない。長く漫才を続けていくつもりだ。
アツい話だねえ。おいら泣いちゃったよ。

16時ころに帰宅して、もう一度20分ほど眠った。ハイパー眠い。
さてと、またも身支度して今度は西日暮里のガストでめろんぱん稲倉さんとネタ見せのためのネタ作り会だ。
はやぶさ丸の笠生くんも呼ぼうと思ったが、稲倉さんがガチでやばそうだったのでいったんお声がけは見送った。ごめんね!次は呼びます!

稲倉さんよりも少し早めにガストに到着してパソコンを触る。まだ日記を書けていなかったのでそちらに取り掛かる。ほどなくして稲倉さんも到着する。かなりまずい状況のようだ。
私は日記を書いたり、スケジュールの確認などをしながら稲倉さんと一緒にネタも考える。
稲倉さんはかなり疲れていたようで、私がニュースのチェックなどをしているといつのまにかうつらうつらと眠り始めた。

私が情報収集を終えたところで、再度稲倉さんのネタの話に入る。私なりに思うネタの構成、発想を伝えたが、なんやかんやもう私が作ったと言っていいかもしれない。私としては稲倉さんの思う発想を引き出したり、こういう角度はないですか、と投げかけるが稲倉さんはかわいいもので私の意見を鵜呑みにしてくださる。
私みたいな作家さんが私にもほしい。どんどん考えを投げてくれて、それでいて強要しない。ああ、いいひとだなあ。今日くらいは自分で自分を褒めさせてください。

なんやかんや22時過ぎまでネタ作りをした。帰宅してカレーを食べて、明日以降の食事として親子丼を作った。
そして現在、2時に至る。いやあ、今日も頑張った。明日も頑張ろうぜ。いや、つらいぜ。
しっかりとした休みを取れていないことで心が壊れかけている感覚があったので、今日は仕事の依頼をお笑いになってから初めて、スケジュールの都合以外で断らせていただいた。申し訳ない。ちょっと心の疲れがピークに近い。たすけてくれえい。

今日面白いと思ったことは「せっかくやると決めたんなら、限界までお笑いをやっていきたいと思った。でも、たまには休憩させてください。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。