2023/12/5 別の名前で書いています

今日あたりに二日分を書いて元のペースに戻そうと思っております。
昨日まで神奈川県は横浜でへんな家族に遭遇していた。ここのところスケジュールが詰め込んでいたが、ここらでいったん落ち着いた。
今年何度も書いているが、お笑いをやるのに忙しいというのはありがたい一方で、休みたいなあとも思ってしまう。これは難しい。
年収8000万円くらいであれば忙しくてもやりがいはあろうが・・・。ひゅう。

今日は9時ころに起きた。なんだか早く起きてしまった。
だらついてだらついて、今日は19時から高円寺スラバーノッカーというライブである。およびいただきありがたい。

今日のネタを微調整する(本当はもう総とっかえしたいくらいだが)。起きてから、ワイドショーやらニュースやらをチェックした。
目下、注目を集めているのはパーティー券問題である。パーティー券について政治家先生からすれば何をいまさらといった感じだろう。いよいよまともな感覚をもって、政治家をやりたがる人がいなくなりそうだ。どんどん悪いことが表に出てくる。
もし現代に田中角栄氏が政治家として存命であればどうなっただろうか。週刊田中角栄として週刊誌が刊行できるだろう。

日大アメフト部の廃部騒動も注目を集めている。これはもういかんせんである。若い子たちがやりたいことがやれなくなるのは悲しいことだが、一方で悪質タックル問題で世間の耳目を集めた後に薬物だ。
選手たちは入れ替わっているが、「日大」という組織が反省しない組織なのだなという世間の評価になってしまう。廃部の案が出ることも仕方がない部分もあろう。

一方、私が思うのは誰のための廃部なのかを明らかにしなければいけないということだ。日大は私学であるから、学校経営というビジネスだ。元をたどればアメフトの名門というのは学校のイメージアップのために作り上げたブランドだ。
ここで名前を出すのはただの事例であって、悪い組織であるということではない、という前提のもとで出す。大阪桐蔭高校はまさに野球の名門というブランドを作り上げてビジネスを行っている。とてつもなく野球が強いということはなかなかのおバカちゃんがたくさん通っている学校なのだろうとイメージしがちだが、進学実績は大したもので東大をはじめ有名大学進学者を多く輩出している。野球で名前を売って、まずは進学先の選択肢に入るための宣伝活動なのだ。

大学のイメージアップ、宣伝をするためのアメフト部(選手たちはそんなつもりはないことは百も承知だ)が不祥事が続くとなれば、経営者としては廃部して縁を切ったほうがいいのではないかと思ってしまう。
これは不祥事が発覚したタレントがCMなどを降板させられるのと同じ流れである。
ただ、学校経営はただのビジネスとは言い切れない。現代では貴重になってしまった若い人材を育て、社会へ送り出す機関として責任は重い。イメージダウンにつながるから廃部というのは教育機関としては無責任にも見える。
ビジネスと人材育成を天秤にかけて運営する絶妙なバランス感覚が必要だ。

日大は世間の声に柔軟に対応しようという姿勢が見える。それは林真理子氏を新理事長に迎えたことからもうかがえる。これまでの男性的でマッチョな体制を変革しようとしている。
ただ、柔軟に対応するというのは見方を変えれば優柔不断で場当たり的に見える。
ジャニーズ問題でも、まずはジャニーズという名前を残すと発表したが、世間から批判される(ワイドショーやネットの意見で世間を反映したものかはわからない)と名前を変えるとすぐに方針転換した。これも柔軟と言えるし、場当たり的対応とも言える。

では日大アメフト部廃部について、どう考えればいいだろうか。

私は一切関係ないので何も言わない。何も言わないんかい。私は第三者機関を通り越して第五者くらい縁がない。
この問題についてはバジトウフーの山口さんが日大アメフト部だったので、山口さんから意見の発表を待ちたい。ぜんぶ擦り付けます。

なんだかご意見番みたいなことを書き始めたので話を日記に戻す。うんちぷりっちょ。びびびびいいいん。おぎゃあおぎゃあ。びええええ。
よし、これでバランスが取れたかと思う。

さて、そんな世の中のことを考えて、17:30になった。電車に乗ってライブのある高円寺へ向かう。
高円寺駅へ向かう電車は尋常じゃなく混雑していた。私は以前は南長崎に、現在は台東区に住んでいる。この中野や高円寺あたりに住む人の気持ちが理解できない。別に理解されたいとも思っていないだろうが。
たしかにお店も多いし若手のライブが行われる会場も多い。ただ、あまりにも混雑しすぎている。老後は森の奥で朽ちていきたいと願うほどに一人でいるのが好きな私からすると、あの界隈は人が多すぎて辛い。
電車の混み方はクレヨンしんちゃんで見たような混み方だ。私の後ろに立っている人は明らかに私に体重を預けて休憩しているし、右前方にいるカップルは男の子が女の子を守るぜという気持ちの表れか、周りの人に肘鉄をくらわせている。君たちこそが翔んだカップルだ。
お!若者に人気のポンチ絵の名前を出したね。さすが若者だね。二代目古市憲寿の名を欲しいままにしている。私のことは古市さんと呼んでください。いや、新市と呼んでください。

高円寺でライブに出る。アマレス太郎さんとご一緒だった。芸歴がとても上であり、なかなかお話しするのは勇気がいるのだが、太郎さんがとても気さくに話しかけてくださった。嬉しかった。
芸人さんってほんとうにいい人ばっかりである。5,6年お笑いをやっていて思うのは芸人さんは皆、優しすぎる、正直すぎることで世間から浮いてしまう人たちなのだということだ。
一般社会ではブサイクな人にブサイクと言ってはいけないし、イケメンにイケメンと言うことも昨今ははばかられる。バカな上司でも偉い人として扱わないといけないし、ことさらに東大卒の人を流石と褒めてはいけない。
正直すぎる、優しすぎると生きていけない。カノジョのために周りの人に迷惑をかけることが一般社会ではかっこいいことなのだ。優しすぎる我々には誰かを特別扱いするなんてできない。

ライブも大盛況であった。このライブはほんとに面白いし、何と言っても値段が安い。皆来たほうがいい。
高円寺スラバーノッカー、高円寺スラバーノッカー、高円寺スラバーノッカー。おすすめです。
正直者の私が言うんだから、本当だよ。

今日面白いと思ったことは「ニュースのことを書くと誰かから怒られそうだからびくついている。」

家に帰ったのは22時すぎだったよ。すぐ寝たよ。



こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。