2024/07/23 思いっきり振りなさい

23日の本日は、まずは草野球である。いやはや、本当に野球は楽しくていいなあ。じゃあ草野球もマネタイズ(嫌いな言葉)できれば、食べていける可能性が増すことだろう。
マネタイズという言葉を何度も使って、嫌なやつだったあの人たちになりかけている自覚がある。でもどうだろう。お笑いだけで食べていけるようになるには、とてつもない才能がそこに最大の努力をベットしたときにようやっと実現する、と言われている。
そんな中、自分はどうだろうかと考えていると、うんなかなかである。心の中の悪い奴が、おいおい現実を見れば小銭稼ぎの仕事をいくつか見つけてやっていくことが一番確実にお笑いを続けていく方策でないかと語り掛ける。

やはりお笑いだけをやっている人は格好いい。でも、それができるのはほんの一握りである。それは相当えらい。
その一方で、現代の売れたお笑いの方は本音なのか売れたことでパブリックな場で、発言として気をつかってか「いいえ、会社で勤め上げている人の方が偉い」と言う。これは非常に難しい話である。
バイトをしているお笑いは、世間的に見れば見上げたものではないだろう。むしろ、ないがしろにされ差別の対象にもなりうる。だが、私はいろいろ学校なんかで学び、考えた結果、正社員とアルバイトにはそこまで差が無いのではないかと思っている。会社と直接、これだけの仕事にこれだけ払う(貰う)という契約をして働いているから、そこまで違いは無い。しかし多くの企業がアルバイトの方が待遇を悪くしている。あくまでお手伝い程度で、雇用の調整弁である。拘束力が強く労働強度でお給料があがるただそれだけで、アルバイトも正社員も変わらない。

そうなってくると「アルバイトをしている若手お笑い」はいわば会社員として勤めている真っ最中と言い換えることもできる。ただ世間ではそれと「アルバイトを辞めて、お笑いだけで食べている人」を比べると後者を圧倒的にエライ、立派なものと言うだろう。後者のお笑い自身も、内心では自分の方が偉いと思うだろう。おかしい。アルバイトは時給の契約で、ボーナスが発生しない場所が大半なだけで、会社と直接労働契約をする、会社員である。うん。おかしい。売れている芸人さんよりも、バイトをしている芸人さんの方が世間的には立派と言い換えることもできる。
別にどうでもいいんですけどね。なんとなく、世間ではこう言っておけば聞こえもよかろうと、心にもないことを言うのは嫌いだから、小さいことが気になってしまう。皆さん、私に捕まらないように考えて物事を話しましょう。
やがて人が私の周りから去っていくことだろう。

変な話をしてしまったからいよいよ日記に入る。自分でも驚いている。私はまだ日記を書いていない。草野球だ。

10時から神宮の軟式野球場である。すぐ近くの神宮球場では、高校球児が甲子園を目指して熱戦を繰り広げているようだ。頑張れ若人よ。
一方、こちらも熱戦である。暑くて暑くてたまらない。まして捕手をやるもんだからどんどん体が変になっていく。倒れることはなくなんとかやり切った。
今回の打撃成績を見ていきましょう。前回の試合で3打数0安打を喫して16打数4安打2打点。.250 0 2という状態。

第1打席 速球をふりぬいた。バットの先だったが、振りぬいた分打球も早く、センターへぴゅーと抜けていった。ヒット。

第2打席 1打席目で振りぬいてヒットになったから、調子に乗ってもう一度振りぬいたが、セカンドフライ。アウト。

第3打席 内角の速球を打ちに行って、セカンドフライ。

今日は3打数1安打であった。トータルの成績は19打数5安打2打点(.263 0 2)となる。今日は1本出たから、気持ちとしては落ち着いているが、それでも打率2割6分3厘で、プロ野球ならまだ許せるが草野球でこれでは面目ない。頑張ろう。

今日、よかったポイントとしては、思い切り振ることができた点だろう。いつの間にか三振や凡退を恐れるあまりに当てにいくような、中途半端なスイングになってしまっていたのだ。やはり思い切り振ることが原点だ。
一方、2,3打席でセカンドフライになってしまった。ここで気づいたが、私はセカンドフライが多い。これを発見した。恐らくここに改善の余地があるのだろう。
セカンドにフライが上がるということは、まずはフライになるのはバットがボールの下をこすっているということだ。セカンド方向に球が飛ぶことについては、おそらく行き過ぎたセンター返しの意識からくるものだろう。基本的に打撃は右打者なら、センターから右方向が良いとされる。それをするためには投球を体の近くに引き付けて振るのだ。投手によって当然、急速に差がある中で、あまり実戦を積めていないからそのタイミングが変わるのについていけないのだろう。センター返しの意識は基本であるから、無理に直す必要もないが、時には引っ張ることも容認しなければいけない。あざした!

守備の方は、さすがにこれだけ暑いと集中力が落ちてくる。暴投とはいえ、逸らすことがいくつかあったのは反省すべきである。でも暑すぎるからしかたない。

ということで、草野球はこれにて終了。帰宅してネタ作りをして今日の営業は終了。株式会社 私 はこれにて終わりです。だれか株を買いませんか。一度買った株は払い戻しできない代わりに優待として私とおしゃべりができます。

今日面白いと思ったことは「場面ごととはいえ、思いっきり振ることも大事。お笑いと一緒である。当てにいってばかりも面白くない。」


こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。