2024/03/09 ヘタッピ漫才研究所

今日は8:30頃に起きたと思う。めちゃんこ眠たい。
今日は特に予定も入れていないので、昼過ぎまで眠ってもいいし、昼寝をじゃんじゃんしてもいい日である。だが明日は事務所ライブでわりと早めに起きて支度をしなければいけないため、今日は眠たくても昼寝をせずに夜ぐっすりと眠る必要がある。
なんだかおじいさんみたいな考え方で嫌である。嫌だけど体のコントロールが個人事業主にとっては大きな仕事のうちの一つであるからやらねばならない。

鳥山明先生が亡くなられたニュースがたいへん世間を賑わせている。日本人の多くが鳥山先生の作品と何らかの形で関わっているはずだからそれはそれは大きなニュースになる。
作品を見たことがある、ないに関わらずお笑い芸人のドラゴンボール例えトークを一度は聞いたことがあるだろうし、鳥山作品のキャラクターがCMで流れているのを見たことがある程度もいれれば、ほぼ全国民と言っていいだろう。

かくいう私はドラゴンボールを読んだことも見たこともない。お笑い芸人ドラゴンボール例えトークには一切ついていけない一方で、それを積み重ねすぎておおよその話はわかるようになってしまった。

鳥山作品で私はDr.スランプしか読んだことがない。父は当時では珍しい、マンガマニアだった(生きている)。そのため、実家には漫画がたくさんある。そこにある漫画は割と読んだのだが、ドラゴンボールがそこになかったため読んでいない。よく考えると私と同年代くらいの人はどこでドラゴンボールを読んだのだろうか。当然知っている前提で会話をしているが、連載と単行本の発売はかなり昔なのではないか。

私が古いプロ野球選手の話を知らねえと一蹴に伏されることが多いが、ドラゴンボールも詳しくなくて当然のはずだが、そうはならない。国民的という言葉にふさわしい漫画なのだろう。

昔のジャンプの単行本は読者からの手紙を紹介したり、書いている時の裏話なんかが載っていた。
Dr.スランプしか読んでいないので、ほかはどうだったか知らないが、担当編集の鳥島さんから何回も「ボツ」を頂戴して、そのたびに罵詈雑言を浴びせるという漫画がよく載っていた。今の感覚からすれば鳥山先生の考えていたものにボツをくだすなんて、恐ろしくて誰もできないが、若手漫画家時代の苦労がよく分かる。当時はなんの気なしによんでいたが、鳥山先生にも若手時代があったという当然のことが確認できて、あれは素敵なコーナーだったのだなと思う。

また、漫画を書いている作業中の写真なども白黒だが掲載していた。とてもゴチャついたデスクでコーヒーを飲む。「あさいちでおしっこをするぞ!」みたいな言葉とともにおしっこをしている鳥山先生の写真もあった。とても貴重である。あの感じに憧れる。ダサいことを堂々とやるかっこよさ。作品は超一級品。
吉田拓郎氏や桑田佳祐氏、所ジョージ氏のようなかっこよさが鳥山作品からは感じ取られたのだ。
安らかに。

ここからようやく日記である。起きてから、もう一度、爆笑問題のツーショットを見る。二回は見とかないといけないルールである。
その後は2023年のナイツ独演会も有料配信で見た。いまはこうやって配信で見られる便利な時代になったなあ。

独演会も二回目を見始めたところで明日のライブのネタもおおよそ支度できたのでこれくらいにする。
身支度を済ませてウーバーへ出発だ。今週は残り6件を残すところなので2時間程度走り回る。
今日のウーバーのハイライトを報告しよう。世間ではブームが去った雰囲気があるタピオカドリンクだが、ウーバーではまだ根強い人気がある。
タピオカドリンクを受け取ってお届け先のマンションに入る。エレベーターに乗って階に到着すると同時に玄関ドアが開く音がした。ウーバーをやっているとこうやってインターホンを鳴らさずともお客様が外で待っているパターンがよくある。エレベーターを出て左を見る。左はお客様の部屋がないであろう数字の部屋番号。では右だと振り向けば若い女性がドアを開けて立っている。

タピオカドリンク、ドアの前に立っている、若い女性となれば(ここはまだ議論の余地があるが一般的に女性が好むというイメージはあるだろう)この方で間違いない。
お待たせしましたと渡そうとすると頼んでいませんよと返された、なんてことだ。この女性の部屋の隣の方だったらしい。たまたま外に用事があって出ていたようだ。わかるわけがない。2日連続でミスをしてしまいたいへんがっくりである。まだまだ己の愚かさを自覚する日々である。

なんとかウーバーを終えて帰宅する。20時ころに帰ってきた。ご飯をもそもそと食べて0時に床についた。昼寝をしなかったおかげですごく眠れた。昼寝は最高に気持の良いものだが、こうして夜に寝るのも良いものだが。

今日面白いと思ったことは「昼寝はしないほうがいいことに気づいた。あと、独演会って面白いなあ。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。