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好きな小説家さんについて

生きるうえで、何かとお世話になっている方がいます。話すときや考えるときに参考にしているとか、この人の人生観に共感するなど、様々な影響の受け方があるかと思います。ぼくが好きな人について、メモ程度に書いていきます。

星新一

ぼくは高校生になっても本がキライだったときにお世話になりました。長い文章を読むことに対して、なにが言いたいのかは短くまとめて欲しいと思っていたからです。その時に出会ったのが「ショート・ショート」という小説の型でした。それは数ページで1つの物語が終わるため、読みやすいという特徴があります。そのため、読むのが苦手なぼくでもサクサク読めたうえに、読んだ後に考えを巡らせる余裕が大きいことで、様々な見方ができるうえ、単純に楽しいということがきっかけで読書嫌いが改善しました。そのうえ、彼の作品はSF作品が多く、空想の物語を読んでいると「想像は楽しい」ということを学べたと思います。また、彼の物語は1つ1つ短いのに考える余地が多く、「長いと受け入れやすさが弱まる」、「考える余地の大切さ」を作品たちから感じ取りました。

余談ですが、彼の作品のいくつかは文明が進むにつれて人間がダメになって行く作品が多くあり、今はそのような現象(TVを1日中観ている人、スマホを手放せない生活してるとか)が起きているような気がします。彼が亡くなったのは1997年ですが、そんな先のことを見越しているような作品が多いために今読んでも古臭く感じないのが恐ろしいです。

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主に旅費、活動費になります。たまに、映画の観賞にもなったり。