孤独の宰相①

第99代の菅義偉元総理の功績は枚挙に暇がない。1人の日本国民として彼には非常にリスペクトしているし、コロナ禍での舵取りは、心も体も休まる時間は無かったのではないだろうか。今はしっかり休養頂き、ご自身やご家族の健康第一に考えて頂きたいと思っている。

98代の安倍元総理は、いかにも華麗なる政治家一族という感じだったが、菅さんは秋田県のごくごく一般家庭で生まれ、たたき上げで総理大臣まで上り詰めた人物だ。派手なパフォーマンスは一切せず、正しいと思うことを実直に、かつ大胆にやり切る方で、同じ男としてカッコいいなと思っていた。

最近ABEMA TVやYoutubeの企画で、菅元総理との対談企画を目にすることがあり、こちらの「孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか」を気になって、買ってみた。

冒頭、この本の著者で、日本テレビ政治部記者の柳沢さんが、内閣官房長官番の記者に抜擢されるところから物語は始まっている。初めての政治部の記者となった彼だが、見事に菅さんの懐に入り込み、信頼関係を作っている。柳沢さんにしか書けない、漢 菅義偉の真骨頂を明日から読んでいきたいと思う。楽しみで仕方ない。

孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか