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今日も横目で流し見映画録#019

REC4:ワールド・エンド

REC4:ワールド・エンド

スペイン発のPOVムービーとして人気を博したホラームービーの第4段。
なんで4作も作っちゃったかな。
今回は隔離研究施設として改装された貨物船が舞台。
1作目のような閉鎖空間ということで、楽しめそうと思いきや、まさかのPOVじゃない。
POV(主観ショット)はまるで自分もその舞台にいるかのような臨場感が売り。
この作品自体その手法で人気が出たというのに、なんということでしょう。
いたって凡庸なB級ホラーアクション映画になりました。
そもそも、感染の原因は何なのか?という謎解きと、一人また一人と脱落していくパンデミック要素がこの作品の魅力。ゾンビ系とオカルト系を合わせた設定は、かなりワクワクさせられたもんです。
ヨクモスベテダイナシニシテクレタナ
寄生エイリアンに操られるっていうよくあるパターンやん。
我々は2作目までしか認めない。


クローバーフィールドパラドックス

クローバーフィールドパラドックス

こちらもPOVムービーで大人気となったパニック映画の続編。
こっちもやめちゃったよPOV視点。
まあ酔うとか見づらいとか一部観客には不評だったけどね。POV。
どの作品もあっさり方向転換で悲しい限り。
前作に出現したエイリアンはどこからどのようにしてやってきたのかの謎が解ける。
…が、平行宇宙という概念が一般的に安定してないので、ちょっとどさくさに紛れて好き勝手やってる感じ?
エイリアンの登場のドキドキ感よりも、宇宙空間での不可思議現象を楽しむ作品。
前作との繋がりは、そこまで入り組んでいないので、別作品として見ても大丈夫そう。


アメリカン・ハッスル

アメリカン・ハッスル

実際にあった政治スキャンダルを題材にしたクライム・コメディ。
超豪華な俳優陣が、いままでのイメージとまったく違うキャラクターに扮している意外性が魅力。
クリスチャン・ベールがまた極端な肉体改造して早逝しないか心配になるレベルである。
こういった詐欺や囮捜査を題材にした作品は、オーシャンズ11っぽい痛快さを想像してしまうが実際に起こった事件であるため、目のさめるような大どんでんがあるわけではない。
当たり前だけどリアルなオチにちょっとモヤモヤは残る。


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