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【日記】下関国際

下関国際に対する私の正直な予想は、
「大阪桐蔭に当たらなければベスト4」
でした。

私は山口県民なので、山口県代表、特に2018年にベスト8まで勝ち進んだ下関国際を応援しています。今年の下関国際は左のエース古賀くんと右のエース仲井くん、さらには140キロ投げれる松尾くんも控えているということで、鶴田くんが一人で投げ切った2018よりも上を目指せると思ってました。

ですが甲子園は抽選で対戦相手が決まるので、序盤で優勝候補とぶつかればどうなるかわかりません。そんな中、下関国際は2回戦からのスタートかつ優勝候補がいないブロックだったので、疲労が少ない点も考慮してベスト4はいけると思ってました。しかし、準々決勝でぶつかりました。春に優勝している大阪桐蔭と。

下関国際 vs 大阪桐蔭、最初から見ていましたが、大阪桐蔭は本当に強かったです。試合後に大阪桐蔭の敗因を探る記事もあったり、SNSでは大阪桐蔭の慢心を指摘する人もいましたが、私には大阪桐蔭が下関国際に対して一切手を抜いてないように見えました。

序盤簡単に2点リードした後もしつこく追加点を得ようとするために、バッターは打席で何球も粘るし、先頭打者が塁に出たら点差を広げるためにかかさず送りバントをしていました。トリプルプレーの原因となったあのプレーも、成功していれば大阪桐蔭の逃げ切りに繋がっていたかもしれません。また、下関国際の勢いを抑えるために、早い段階で継投にも入っていたした。下関国際を応援してた身からすれば、この勝ちへの徹底っぷりが恐ろしくてしょうがなかったです。

それでも下関国際が勝てたのは、やはりそれだけ下関国際が強かったのだと思います。厚い投手層、投手を支える固い守備、長打は少ないが繋がる打線、見ていて本当に魅力的なチームです。徹底した待球作戦により最終的に逆転する姿は、2018年の西純矢率いる創志学園との戦いを思い出しました。「大阪桐蔭に当たらなければ」なんて考えていた自分が、本当に愚かでした。

明日の準決勝、相手は近江とまたもや強豪です。下関国際は大阪桐蔭とやりきったから次は厳しい、という声もありますが、近江も高松商と同じくらいの熱戦を繰り広げていました。勝ち目は充分あると思います。でも、どんな結果になっても、私は
「山口県民に夢を与えてくれてありがとう」と、
下関国際に賞賛をおくりたいです。

最後に、私が今年の下関国際で好きなところは、
古賀くんから仲井くんにスイッチするときに、
セカンドの松本くんがショートに、
サードの森くんがセカンドに、
そして1年生からキャプテンを務めていた山下くんがサードに入るところです。


いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。