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【野球】現役ドラフト、カープから指名されるのは誰か?【予想】

2022年12月、日本プロ野球界では初となる ブレークスルードラフト、通称 現役ドラフト が開催されます。現役ドラフトは各球団の出番が少ない選手を他球団が指名して獲得できるシステムで、かねてから選手会が要望していたシステムでした。球団側と条件面で折り合いを重ねながら、今年ついに初開催となります。

指名対象となるのは

・支配下選手
・FA権を保有せず、かつ行使したことがない
・年俸が5,000万円以下

の条件をすべて満たす選手とのこと(あくまで、↓の記事に書かれている内容で、確定ではありません)。

各球団は2人以上の選手を候補としてリストアップする、とのことですが、他球団から多く指名された選手が所属するチームが最初に選手を指名できる権利が得られます。つまり、球団側も良い選手を候補にするメリットがあります。

というわけで今回は、カープの選手の中で、
2軍や過去シーズンでは結果を残しているのに出番が少ない選手、
つまり現役ドラフトで移籍しそうな選手を予想したいと思います。


① 正随優弥 選手 (年俸: 750万円)

今シーズンの成績:
一軍出場 なし
二軍成績 打率 .262 本塁打 8本 打点 40

カープの選手でいえば、今年の現役ドラフト候補筆頭だと思います。カープの2軍で好成績を残し続け、4番を担いつつも一軍ではなかなかチャンスに恵まれない、現役ドラフトで一番救われてほしい選手です。

去年からチャンスに恵まれていませんでしたが、2021年のドラフトで中村健人選手と末包昇大選手という年齢の近い右打ちの外野手が指名され、今年はついに1軍出場がありませんでした。今年のドラフトでも育成を含め3人の外野手を指名しており、さらなる出番の減少が考えられます。

右打ちの強打者は、どの球団にとっても魅力的なはずです。特に、ウエスタン・リーグで活躍を見てきたオリックスや中日辺りに指名してほしい、なんてことを願っています。


② 宇草孔基 選手 (年俸: 1200万円)

今シーズンの成績:
一軍出場  打率 .205 本塁打 1本 打点 6
二軍成績  打率 .234 本塁打 4本 打点 20

宇草選手は2019年にドラフト2位で指名された大型の外野手で、2021年にはそれなりに活躍している選手です。なのでカープが手放すのは少し考えにくいです。しかし今年は秋山翔吾選手を獲得し、さらに野間選手と西川選手のFA権取得者が二人共残留と、同じ左打ち外野手の俊足巧打タイプがこれだけいては出番はなかなかなさそうです。

同じ左打ちの俊足巧打大盛穂選手と迷いましたが、大盛選手は守備要員や代走として起用しやすいので、ベンチに置きやすいと考え、宇草選手を候補にしました。


③ 薮田和樹 投手 (年俸: 1900万円)

今シーズンの成績:
一軍出場  試合 18 投球回 24    防御率 4.13 奪三振 16
二軍出場  試合 21 投球回 54.1 防御率 2.32 奪三振 44

2017年に15勝を上げ最多勝率のタイトルを獲得した、ネームバリューはある投手です。しかし、2021年は1軍でたった1試合の登板、2022年はロングリリーフとしてはそれなりの成績を残しつつも気がついたら二軍落ちと、カープの投手陣の中では不遇な扱いを受けていると思います。

薮田投手は先発としてもリリーフとしても経験がそれなりにあり、野手が充実しているチームはこういう投手を魅力的に感じるのでは、と思います。トレード妄想記事で時々名前の上がる選手でもありますので、可能性としてはあるかもしれません。


以上が、現役ドラフトでカープから指名されそうな選手の予想です。カープに必要ないから、という選出ではなく、もっと出番が与えられてほしい、と常々思っている選手達を選びました。

現役ドラフトは今年初の試みなので、今年もどのような展開になるか全く予想できませんが、一人でも多くの選手が出番に恵まれるシステムとして、改善を重ねつつ長く継続してほしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



・おまけ:他球団からカープに来てほしい選手

巨人 北村拓己 選手 (年俸: 1800万円)
理由:坂倉選手が捕手専念ということで、サードが空くから。

ヤクルト 西浦直亨 選手 (年俸: 3300万円)
理由:同上。

ソフトバンク 大竹耕太郎 投手 (年俸: 2100万円)
理由:ウエスタン・リーグでずっと先発ローテを守り続けているのを見てるから、シンプルに1軍で活躍してほしい。



いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。