不登校と、陸羽132号。
陸羽132号とは
今年もやっと遅い収穫が終わリました。
僕達が作っているのは宮沢賢治の「春と修羅」にも登場する陸羽132号という古い品種のお米です。
稲刈りをしてみて分かったけれど、このお米はあまり肥料を必要とせず(肥料をやると茎が柔らかく倒れやすくなるw)が背丈が高く(風に弱いw)でも収量が多い品種。でも稲刈りの時にはその丈の高さとふぞろいさにほとほと手を焼きました。
大人の胸、子供の背丈ほどの高さになってしまうので、一束一束は大きく長い。長さもまちまちでとにかくまとまらないw。
近所のおじさん(農家ではない)の協力でオーガニック(無肥料、無農薬)で作ってもらったお米なので、雑草に負けず育ってきてとにかくワイルド!
稲を刈って束にしてハセにかけるのも一苦労w
教育は、オーガニック畑
この陸羽132号、なんとなく寺小屋に集まる(主に不登校の)子どもたちに似ている気がします。そして、教育または子育ち(子育て)は、オーガニック畑に喩えられるのかもしれません。
この子達も学校という枠にはなぜかなじめずに、大人の言うことも聞かずw扱いもややむずかしい。。でも、なんというか…自分らしく健やかに"ワイルドに"育っている気がします。
僕達が寺小屋でやりたいのは、こんな風に生命力が強くたくましい子どもたちが育っていくのを見届けることなのかもしれません。(育てる、のではなく)
でもこれは子供達と僕たち大人との大掛かりな"オーガニック成育"実験w(農業、ではなく畑)。
天候やコンディションによって大きく当たり外れがあるかもしれない、でもそれでも子供たちの生命力や、自然の営みの神秘を信じて、続けて行きたいなと思っています。
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