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同情するなら金をくれ/110日目

こんばんは。

自分の好きな言葉の一つに、
「同情するなら金をくれ」
というセリフがあります。

これは1994年のドラマ「家なき子」で、
当時12歳だった安達祐実演じる主人公相沢すずが発したセリフです。

この「家なき子」は、家庭内暴力を受けている小学生の少女が、理不尽な環境の中でも困難に負けずに生きていく様を描いた物語です。

このドラマを自分が見る前から、
「同情するなら金をくれ」という言葉は有名でしたので、その言葉だけ知っていました。

しかし、数年前にHuluで全話を見ました。

ちなみに1話でこのセリフは出るのですが、
安達祐実の演技とその言葉の凶暴さで、
当時非常に大きな衝撃を受けました。

「同情するなら金をくれ」

とても真理をついた言葉だと思います。

恐らく誰もが心の中で思っているであろうが口にはしない言葉を、12歳の少女に言わせるあたり、素晴らしい脚本だと思います。

この言葉を聞いて、
自分もそう思うようになりました。

もともと同情されるのは好きではなかったため、より感銘を受けたのかもしれません。

確かに、同情の言葉を一つ二つかけられるよりは、お金を貰った方が、気持ち的にその人は助かるような気がします。

しかし世の中には、同情をわざと買うことでお金を稼ぐ輩もいます。

それは全く肯定することができません。

あくまでも、「同情なんてしなくていいよ、でももし同情するぐらいならお金をくれよ」ということが言いたいんだと思います。

まぁあくまでもドラマのセリフであるので、
実際にそんなことを言う人はいないかもしれませんが、いろいろと考えるきっかけになるドラマでした。

まだ見たことがない人には、
ぜひおすすめしたいドラマの1つです。

Huluに加入している人は無料で全話見れると思いますので、時間ある時にぜひ。

それでは今日はこの辺りで。

また明日。

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