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戦略は戦いを略すこと

仕事をしているとたくさんの敵が現れます。それは
仕事をしない上司だったり、
理不尽な要求をする顧客だったり、
膨大な雑務だったりします。

私たちはこれらの敵を「どうやったら倒せるか」の戦略を考えてしまいがちです。戦わないとこちらがやられてしまうから当然ですよね。もちろん戦うべき時もあります。ただ、戦えばそこに勝ち負けが発生し、敗者が生まれてしまいます。相手に勝つことは良いことの様に思えますが、勝てば勝つほど敗者の恨みを抱えることでもあるんですね。

だから最も賢い方法は「戦わずして解決する」です。そもそも戦略は戦いを略すと書きます。仕事の敵も戦いを略すことを第一に考えてみるのがいいです。

嫌な上司を論破しようとしたり、陰口を言って評判を下げたり、上司より上の役職へ密告したりして戦うことは得策ではありません。それよりも上司を味方にして共通の敵を作った方がいいし、上司のメリットと自分のメリットの最大公約数を見つけたほうがよっぽどいいです。

嫌な顧客に関しても、理不尽で悪質なお客さんに対峙して消耗するよりも、お客さんを捨ててちゃんと評価をしてくれる新しいお客さんに注力をしたほうが生産的です。

膨大な作業量の仕事も考え方は同じです。10個ある仕事の優先順位をつけて対応するではなく、10個の仕事のうち5個を捨てることを考えないといけません。そもそもこの仕事はやる意味があるのか?誰かに任せられないか?など自分でやるべき仕事と選別します。

このように「戦いを略す」はとても大事な考えです。他にも応用できますので自分のことに置き換えて考えてみてくださーい。

現場からは以上です。

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