電話営業せずに無料で広告したけど失敗した3つのこと

会社員辞退からフリーランスになるにあたって、心に決めていたことがあります。それは「電話営業をしない」です。

電話営業をしないと決めたのは単純にテレアポが嫌いだったわけですが、なぜ嫌いだったかというと以下の3点です。
・お客に嫌がられる
・非効率
・お客と対等になれない

これは以前の記事にも書きました。

この電話営業という手法は何十年も変わっておらず、ほとんどの企業が行っています。そこでなんとか電話営業せずにビジネスができないかという実験をやってきました。

しかし、残念ながら全て失敗に終わっています。そこでこれまでやってきたことの失敗の現状をメモに残しておきたいと思います。

まず個人的に決めたルールは「極力お金をかけない」です。いかにお金をかけずにお客さんを獲得していくかを重要視しています。また、消費者に不利益を与える可能性のある企業には案内しないということも決めました。

メールアタック

まずやったのは、メールアタックです。ターゲットとなる企業のHPにアクセスして企業のメールアドレスを入手し、メールで案内を送っていきます。HPによってはメールアドレスを記載していない場合も結構あります。でも、お問合せフォームがある場合はHP画面に直接入力して送信しました。
この手法で1日20社ほどの企業に送信していました。
はじめの方は受注につながっていましたが、地域を絞っていたのでだんだんと送り先が無くなっていきました。メールアドレスのリストが1000件程度集まり定期的に送っていましたが、2回目以降のメールはほとんどレスポンスはありませんでした。
常に新規アドレスを獲得しなければいけないので、途中で挫折してしまいます。
逆にひたすらコツコツできる人なら良いかもしれません。

FAXDM

次にFAXDMをやりました。FAXDMは無料ではないのですが、調べてみると他のDMと比べると破格の料金でできる事が分かりました。なんと1枚5円です。これならテレアポより安いですよね。しかもインターネットFAXなのでFAX機は必要ないんです。これもフリーランスには嬉しい。やるのはDMのデザインとリストの用意だけ。僕が使っていたサイトはリストも自由に使えるのでかなりお得です。
ただ、合計6000枚程度送ってみましたが結果はレスポンス0件でした。送る枚数が少ないのが原因かもしれないし、チラシの内容が悪かっただけなのかもしれません。でも会社員時代を振り返ると会社のFAXで送られてきたDMチラシは即捨てていました。相手の気持ちを考えるとFAXDMは難しいのかもと思いました。

SNS

攻めの広告が失敗に終わり、お客さん自ら来てもらう方法が無いかと考えました。安易ですがSNSで影響力をつけて個人がメディアになったら良いのではないか思いブログやnote、Twitter、Instagramなどをやっていきました。しかし、思ったようにフォロワーは増えないし、発信するコンテンツもスグにネタ切れになりました。今は方向転換してSNSは自分が楽しむことを大前提にしています。

これから

そんな失敗を重ねていき、今後はどうしようかと悩んでいましたが、最近次の戦略を決めました。「社長と友達になる」です。
電話営業はナンパと同じで、信用のない人からの提案は本当に良い提案だとしてもシャットアウトしてしまいます。でも友達の紹介であれば初めから信頼がある状態なので自然にコミュニケーションが取れます。
だから社長と友達になればニーズが発生した場合は紹介してくれるのではないかという戦略です。以前知り合いの女性社長がお客さんは全てゴルフ友達だという話を聞いて驚いたのですが、それを自分流にやってみようと考えました。

そこで今やっているのは、定期的に行われている経営者が参加するコミュニティに参加することです。今まではそういった話は全てお断りしていたのですが、今は積極的に参加しています。ただしこれも自分のルールとして営業行為はせずにまずは仲良くなることを目的としています。
これが形になっていけば電話営業している人達とは真逆のルートでアプローチできるので差別化できるかなと考えています。

以上現状報告でした。

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