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テレアポは広告です

昨日テレアポが嫌いという記事を書きましたが、今回は別の視点で見てみましょう。テレアポはあらゆる企業で導入されている手法です。営業職がやる場合やテレアポ専門のスタッフを配置している場合など多少の違いはありますが、テレアポという昭和からある伝統的な営業手段はテクノロジーが進化した現在でも多く活用されています。

ではテレアポは何のためにするのでしょうか。テレアポの目的は「商品やサービスを知ってもらうこと」です。つまりテレアポは「広告」なんです。

広告と聞くとテレビCMやネット広告、動画広告などをイメージしますが、自社サービスの認知という意味ではテレアポも立派な広告といえます。

この広告に関して理解しておかないといけない点は、広告は消費者に嫌われているということです。

テレビ番組の視聴者にとってCMは邪魔です。
YouTubeのユーザーにとって動画の合間のCMは邪魔です。
家のポストに入っているチラシは邪魔です。
Twitterのタイムラインに流れてくる広告も邪魔です。

このように広告は邪魔な存在なんですね。

嫌われているモノが今後発展することはありません。だから企業から一方的にユーザーに見せるという広告の形は限界があります。これからは消費者が広告を拡散してくれる仕組みを考えないといけません。

消費者が拡散してくれる広告には3つのポイントがあります。
お金がかからないので個人でも中小企業でもできます。参考にしてみてください。

距離感

まず一番大事なのは消費者との距離感です。知らない人からの電話で商品やサービスを案内されても「よし、買おう」とは思わないですよね。でも、親友が「これマジでいいよ」とすすめられたら「買ってみようかな」と思ってしまいます。これは距離感の違いです。人は距離が近い人の方が信用するからです。ということは距離感を近くすることができれば広告としてではなく相手に伝えることが可能になります。

口コミ

口コミは昔からある原始的な手法なので、忘れられがちですが、実は最強のプロモーションなんです。基本的に口コミは距離感が近い人同士のコミュニケーションです。まさに消費者が広告として機能しています。

シェアしてもらう

SNSが当たり前の時代では「いいね」をもらえることに喜びや幸せを感じます。人はみんな承認してもらいたいんですよね。承認にもいろいろな種類があって、「容姿」「知的」「地位」「センス」「エンタメ」など様々です。

商品をシェアしてもらうにはこの承認欲求を叶えてあげる必要があります。
飲食店がインスタ映えを狙って盛り付けのおしゃれさやインパクトを重視しているのはこのためです。自社の商品やサービスがユーザーのどんな承認欲求をみたすかを考えてみてください。もしなければ作り出しましょう。


といことで、テレアポ以外にもサービスを認知してもらう方法があるので、試行錯誤しながら実践していきましょう。私も試行錯誤中です。一緒に頑張りましょう。

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