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ペンダントライトは高さが重要!

ダイニングスペースは家の中でも、家族が一緒に過ごす時間が長い大切な場所です。またインテリア的にも好みやこだわりを強く反映させやすい、インテリアコーディネートにとっても大切なスペースでもあります。
この空間を素敵に見せるためには、ダイニングライトの存在がとても重要!
今回は、ダイニングテーブルがおしゃれに見える!ペンダントライトの取り付け位置と高さについてご紹介していきます。

ペンダントライトとは?

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ペンダントライトとは、コードやチェーンで天井から吊り下げる照明器具のことです。シャンデリアのようなお部屋全体を照らす全体照明とダイニングテーブル上に吊るす部分照明の2つに分けられます。

ペンダントライトとは異なり天井に直接設置するシーリングライトという照明器具は、天井にぴったりとくっついて取り付ける照明で照らす範囲が広いのに対し、ペンダントライトは天井から吊るすため照明位置が低くなり、照らす範囲が狭く局所に光があたります。
ということから、光で照らされている部分と照らされていない部分がはっきりと表れ、シーリングライトに比べてよりおしゃれでスタイリッシュな空間を演出することが可能なんです。

大型のペンダントライトは1つでダイニング全体の明かりを確保するものもありますが、小型のペンダントライトだと複数個を吊るして空間演出することもできるアイテムです。

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ダイニングの照明の役割

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①料理を美味しく魅せる。
照明計画で大切なことは1室多灯。
「必要なところに必要なあかり」ということです。
低い位置にあかりがくることによって、テーブルの上を明るく照らして、料理をより美味しくみせることができます。
ランプの色を、食欲を駆り立てる赤や黄色などの暖色系を選ぶと、さらに美味しそうに見せてくれます。グラスやカトラリーなどにも近い距離で光が届きますので、陰影がさらに強く現れ、食卓をドラマチックに素敵に演出してくれます。

②インテリアとして魅力的なアイテムとなる
ダイニングの照明、特にペンダントライトは、一番目に入りやすい位置に設置されることが多くなります。
また天井から吊るされているアイテムってこのペンダントライトしかないですよね。空間のバランスをとる上でも立体的に動きをだしてくれるインテリアの魅力的なアイテムとなってくれます。

ペンダントライトを設置する位置

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大きいタイプのものなら、ダイニングテーブルの真ん中が基本です。
中央からずれていると空間としての見栄えがよくないですし、テーブルへの光の当たり方のバランスも悪くなります。
複数灯であれば、テーブルの長手に平行になるようにテーブルの真ん中に並べると美しく見えます。

天井のシーリングの位置がダイニングテーブルの中心にこない場合は、電気工事で配置を変えることもできますが、便利ツールを使うことをおすすめします。コードハンガーやペンダントサポーターといった補助器具を使うと、テーブルの真ん中に照明が来るよう調整できます。複数灯の場合は、ダクトレールを設置することもおすすめです。

ペンダントライトのテーブルからの高さ

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テーブルから照明までの高さは「60cm~80cm前後」が標準です。
あまり近いと立ち座りの際に照明に頭をぶつけたり、光が必要な範囲に届かなかったりするので注意が必要です。
また、向かい側の席の人の顔が隠れないか、光源が目に入らないのかも確認してください。

逆に高めにしすぎると、より広範囲を照らせますが、手元は暗くなります。

我が家では主人の身長が188センチなので、少し高めにしていますがやはり何かの拍子に頭をよくうっています(笑)、上記標準の高さを参考にしていただきながら、ご家族の身長や注意事項も加味して決めてくださいね

ペンダントライトを取り入れる上で最も重要なのは、お部屋のバランスをとりながら最適な高さで取り付けることです。
少し離れてみて、どの高さが最適な高さなのかを検証してみてください。


わからないときは余裕を持たせる

でもやっぱり高さを決めきれない!
今の段階では高さがよくわからない!
という場合は後から調節できるように余裕をもって取りつけておきましょう。
最近のペンダントライトは高さが調節できるものが多いです。高さが決まっているペンダントライトを調節できる便利なアイテムを使ってみてもいいかもしれません。
コードリール・コードアジャスター・コード調整器具(いろいろな名前で呼ばれています)は市販されている高さ調節用のアイテムです。コードでつり下げられているペンダントライトにおすすめで、余分なコードをコードリールのなかにしまっておくことができます。シンプルなものからおしゃれなものまであるので、インテリアに合わせて楽しむことができるアイテムです。

まとめ

ペンダントライトはおしゃれなインテリアとして使っている人が多いです。でも高さをまちがえて取りつけると、なんとなく締まりのないインテリアになってしまう可能性も……。
ダイニングでは温かみのある食卓や食べ物を美味しく演出するために、使う人の身長やダイニングの上でお食事以外にどんなことをするかなども考えながら高さを決定することが大切です。
なんとなくそのライトに引き寄せらるような、そこに集まりたいという空間になれば、家族や大切な人とのコミュニケーションもあがり空間もスタイリッシュにレベルアップします。

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