見出し画像

飲み屋さんで常連っぽくなるメソッド

行きつけの居酒屋とか、バーとか、憧れるもんですね。
常連客ってのは、お店が決めるもんですし、足しげく通う時間の余裕がない人もいるでしょう。ただ、常連っぽくなる手順はあると思いますので、ここで手順をお伝えしておきます。
スナックとか、接待のお店でのノウハウではないので、あしからず。

ここで僕が考える、常連っぽくなる手順をお伝えします。
(1)初訪篇
①お店の人と話す機会があれば、ちゃんと自己紹介する
「名乗るほどのものでもありません…」と素性を隠したがる人をたまに見かけますが、名乗る価値がないなら、隠す価値もないので、名乗りましょう。
名前と、会社名や何の仕事をしているか、どこに住んでいるのか、出身はどこか、印象に残るように伝えておきましょう。
会社を名乗ったら、他の社員を知っていて、それで覚えてもらえることもあります。
名乗ったり、素性を明かす機会が2回目の来店までに無ければ、そういう店なので、諦めた方がよいです。

②先のエピソードを話しておく
飲んだ次の日以降の予定を話しておきます。次の週末キャンプに行く、とか、娘のピアノ発表会があるとか、映画を観る予定があるとか、何でもいいです。
いかにも酒飲みらしく、オチのある話をしなくてよいのです。

③程よく撤収
帰り際、名刺があれば差し支えなければ、お渡ししておきましょう。

(2)再訪篇
④再訪は、大体2週後くらいに
なんとなく、顔をぼんやり覚えてもらえているうちに再訪しましょう。また来ます、と言ったからには、すぐ再訪すると、信用してもらえます。

⑤再び名乗る
お久しぶりです。〜の〜です。と、あえて再訪時にまず名乗りましょう。お店の方が名前を思い出す過程をこちらからあえてキャンセルして、話しかけてもらいやすくしましょう。

⑥エピソードの回収
うまく前回の訪問を思い出してもらえたら、「そういえば、キャンプどうでした?」と前回振った分のエピソードを回収させてもらえます。その後の続きを話しましょう。
こちらに興味があれば、どんなつまらない予定でもその後の経過を聞いてもらえます。芸人のように面白く無くていいので素直にお話ししましょう。
前回来店時の話を覚えておらず、話かけられなかったら、こちらには興味はないか、初訪時調子に乗ってしゃべり過ぎたのだと思うので、諦めましょう。

以上、①〜⑥までを順を追って踏んでいけば、3回目の来店からは、まるで行きつけ風に来店できます。あとは②〜⑥の積み重ねです。
本当の常連になれるか/なりたいかは、あとはお互い次第なので、その後はどうぞご自由に。

接客中心のスナックなどはこんな過程必要ないですが、小料理屋や個人の居酒屋、バーなどでは、ある程度客側の配慮も重要だと僕は思います。ちょっといいなと思うお店で、是非実践してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?