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勘違い舞台用語ナンバー1!幕間→なんて読みます?

どうも舞台演出家バックステージです。

普段は稽古場か劇場に居て演劇やミュージカルを作ってます。みなさんに舞台業界のリアルを伝えて行こう思って発信してます。

・今日のお話


今日のテーマは舞台用語説明シリーズ!ですね。シーリーズお初なんですけど笑

どうしてそのテーマ?

今いくつかのロングラン公演に関わってまして、その件で劇場にいってその作品を観劇しました。

ちなみにたまに打ち合わせで劇場にいくのにも前日にPCRしてます・・・いや、本当に物理的に仕事って大変。

やっぱり客席でお客さんの反応やお客さんの熱気を知らないと物はつくれないですもんね。客層やら各シーンのお客さんの反応みれるのは楽しいですね。

舞台には基本1幕と2幕の間に休憩があります、これは全世界共通ですね。3時間座りっぱなしとかきつすぎますよね。そこでお客さんたちが会話してる内容が耳に入ってきて、おや?と思ったのでこれを取り上げます。

・幕間→なんて読みますか?

休憩のことを舞台では、幕に間と書きます。

さて、この漢字のことをなんて読むでしょう?

正解は、休憩の幕の間のことを、まくあいと読みます!

正確な語源は見つけられないのですが、幕と幕の合間で、まくあいだそうです。

その合間の内に食べるお弁当が、幕内弁当だとか。

この幕内弁当の由来の節はいっぱいあるみたいですね。

・万久(まく)というお弁当屋さんが出したからとか、

ちなみにまくまと読むこともできます。幕と幕の間、間隔を言いたいときはまくまとも習いました。

でも、一度も使ったことないけど笑

あの袖幕と袖幕の間をもうちょっとあけますかーとかになりますね。

・イギリス英語Interval, アメリカ英語Intermission

あと英語圏について触れますと

インターバルはイギリス

インターミッションはアメリカです

基本はインターバルで良いですけど、アクセントが注意です

イン タバルとなります。日本語のカタカナ英語とは逆になりますので。

イギリスの方々に皮肉的に言われたことありますね、インターバルですか?とかね。

・言葉は慣習から生まれる。

改めて調べてて思ったのが、

NHKの用語とか辞典の解説に「芝居や歌舞伎の世界でまくまと使わないので、まくあいと表記していると」つまりこちらの世界の慣習優先なんですよね。

よく考えたら言葉とはそういうものですよね、ある地域や社会で特定に使われている言葉を学者や辞典が定義して、学ぶというか・・・だからむしろこういうボイシーとかを使って積極的に舞台用語の説明しようかと思いました。シリーズ化していきますね。

今日はそんなところです。

こういう舞台のことを発信していきますので、気に入った方は是非フォローしてください。

バックステージでした、ありがとうございました!

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