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カドマツの自己紹介
まずは自己紹介。
ゲーム業界でアートディレクターやってます。
映像業界で絵コンテ、演出なども経験し流れでゲーム業界に転身。
flashコンテンツに始まり、ガラケーアプリ、携帯ゲーム機、コンソール、スマホアプリ、2D、3D、NintendoWare、Unity、UE3、UE4と一通りのゲーム開発経験してきました。
かれこれアートディレクター歴10年くらい。
近年はUE4のハイエンドタイトルがほとんど。Unityも少々。
開発のアートディレクター
表(パブリッシャー)と裏(ディベロッパー)
パブリッシャーさん側にアーティストさんを立てている場合もあります。
その場合、先方のアーティストさんの仕事のメインは、キャラのパブ絵や書籍向けのアートワーク描いたり、ファミ通のインタビュー出たりとか表向きの仕事が多くなりがちです。
著名アートディレクターさんの場合、お忙しいのもありフィードバックも遅く正直、開発との距離感を感じてしまいます。そこに頼っていては、開発は進みません。
パブリッシャーさんの裏で開発現場のアートディレクションが自分の仕事です。
表も裏も両面やられるタイプの方も稀にいるのかもしれません。
ですが、これまで企画段階~開発の終わりまで徹頭徹尾、全体のアートディレクションをするタイプの方はあまり居ない印象です。
ニッチだからこそ、そんな仕事が自分に回って来るのかも。
なぜnote?
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前述の通り全体を監修するタイプのアートディレクター(※面倒なので以下、AD)が業界的に不足しています。
たぶん会社規模問わず。
コンソール、携帯機、モバイル全プラットフォームで開発規模な拡大と長期化傾向から新しい機会が訪れない状況もあり。
それでも一見、ADの肩書きの方は少なくないように見えます。
例えば、ソーシャルゲームのイラストを監修されるADさんは1プロジェクト内に複数人いることは珍しくないはずです。
少なくない気がするのは、責任範囲を問わずADと一括りにしちゃってるからです。
いっそアニメ業界のように、作画監督、美術監督、撮影監督、音響監督…分かりやすく区分けされたらまた違って来ると思います。
ココでは、特定のセクションでは無く範囲を広げて1タイトル全体を見るタイプのADについて書いて行こうと思います。
ADに対する疑問
・そもそもADの役割りって何?
・興味はあるけどどうやってなるの?
・具体的には何をする人?
・エラいの?
などの疑問を紐解いて次の世代のADが生まれる一助になればと考えてます。
だって、次が育たないと自分も業界も持たない…ご隠居って歳になる前に何とかしないとご隠居にすらなれない。
予告:これから書いてく内容
これから書いて行くつもりの3大項目です。
■ Why、How、What
1.なぜADが必要なのか?
2.どうやってADになるのか?
3.ADは何をやるのか?
まずは、この前提が無いと掘り下げて行くのが難しいので3記事は書きます。その後、細かいケーススタディとか自分だけの奥義(そんなのあったっけ)とか掘り下げて行けたらと思います。
情報伏せての執筆なので実際の開発画像の実例が使えないので、抽象的にはなりますが分かりやすくやって行きたいです。自分の振り返りとしても。
気まぐれな更新にはなって来ますが、気になる方はお付き合い宜しくお願い致します!
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