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スマホって、リサイクルしないといけないの?

Back Market発祥の地、フランスでは、毎年2,500万台以上の携帯電話が購入されています。しかしその一方で、そのうちのほんの10%しかリサイクルされていません。日本も同様で、毎年約3,000万台ものスマホが出荷されているにも関わらず、リサイクルされているのはほんのわずかです。はたして残りの廃携帯電話はどこに行ってしまうのでしょうか?驚くことに、最も多いのが引き出しのなかなのです。その次に多いのがゴミ箱。ゴミ箱に捨てられてしまったスマホは埋め立て地や焼却炉行きになってしまいます。

これは、実は大きな問題につながっています。きちんと処理されずに破棄されたスマホは長期にわたって土壌を汚染するだけでなく、生態系に被害をおよぼし、私たちの健康まで脅かします。

スマホ生産は汚染のもと


スマホ一つあたりに起因する二酸化炭素排出量の80%が製造段階で排出されています。そのため一度手にしたスマホは長く使えば使うほど、環境破壊を軽減することができます。

ところが、汚染のもとは二酸化炭素だけではありません。スマホは一般的に、下記の材料を含んでいます。

プラスチック50%
ガラス15%
銅15%
コバルト4%
その他の金属(金、銀、鉛、水銀やその他危険物質になり得る物質)
また、スクリーンやバッテリー、その他の電子部品の70が貴金属でできておりこれらの貴金属は人知れず遠くの鉱山で採取されています。

リサイクルされずに廃棄されてしまったスマホは、水害、土壌汚染、生態系への被害、そして人々の健康を脅かす原因となります。それは例えば、スマホ一台のバッテリーが最大60万リットルの水を汚染する有害物質を保有していることに起因しています。

スマホを効果的にリサイクルすると、貴金属を再利用し他の電気・電子機器の生産に用いることができるうえ、有害物質の発生を防ぐことにつながります。

スマホを効果的にリサイクルするってどういうこと?
使えなくなったり買い換え後にいらなくなったスマホは、廃電気・電子製品になってしまいます。

再販


使えなくなってしまったスマホを、引き出しの奥底にしまいこんだり、捨ててしまったりすることは対処法として最善策ではありません。一番ベストなのは、再販することです!再販すればあなたのスマホは新たな商品として生まれ変わることができます。完全に壊れてしまっていたとしても、Back Marketのような専門サイトにいけば買取価格が設定されていることがあります。再販をしてお金が手に入れば、新しい携帯を購入する際の資金にもなりますよね。こちらのリンクで簡単な手順を紹介しています。

リサイクル


さて、廃電子機器としてリサイクルにだされたスマホは一体どうなるのでしょうか?

スマホがまだ機能している状態の場合は、個人情報を完全に消去したのち、本体を復元させ、中古市場に出されます。完全に壊れてしまっている場合は、電子機器の解体やリサイクルを専門的におこなう会社に委託されます。

そこでおこなわれるのは、再利用可能な部品の摘出です。あなたが今手にしているSamsung Galaxyが他の中古スマホの部品によって組み立てられたと思うと、ちょっと不思議な感覚ですよね?

まずは手動で清掃をおこないます。バッテリーや電池、プロセッサー、メモリーなどの部品はこの段階で取り出されます。
その後、機械的に残りの部品を破壊し、材料ごとに選別がおこなわれます。
スマホリサイクルの過程は新しい機器の材料元になり、資源の節約になるだけでなく雇用を生み出す効果もあります。

最後に


リサイクルされ、新らしく売り出される商品はリファービッシュ品と呼ばれます。

リファービッシュ品の販売で業界トップのBack Market(フランス)は、新しいものに固執し、腐敗したテック消費に手を打つため、毎年排出される電子廃棄物の量を減らすことに注力しています。Back Marketのサイト上の商品は全て認定された専門家によって整備され、新品同様に機能するにも関わらず、新品よりも30%から70%もお得な価格で手に入ります。

Back Marketはいらなくなったスマホやパソコン、タブレット、ゲーム機の買い取りもおこなっています。

あなたの使わなくなった電子機器も、タンスの肥やしにするくらいなら1日でも早く買い取りに出した方がお得かもしれませんよ!

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