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泥遊びで見つけた怖いもの
去年の春、4歳児クラスでのこと。
まだ進級したばかりで慣れない中、クラスみんなで畑に水を撒いて泥遊びをしていました。
初めての泥遊びに大興奮の子どもたち。
そんな中、先生が腕に全体に泥を塗っている姿を見てほっぺに泥を塗り始めたA君。
先生「うわ!顔にまで塗っちゃうの?」
A君「先生だってやってるじゃん」
先生「先生は顔にはやってないでしょ?」
A君「いいのいいの!」
先生「それじゃあ泥パックだね」
A君「泥パックってなぁに?」
先生「泥パックっていうのは…」
B君「知らないの!?オバケになるやつだよ!」
A君「え!?」
(外から保育室の中の鏡を覗く)
(すごく遠いが自分の顔が見えないこともない)
A君「うわぁ〜。カッコ悪いオバケ」
*
泥パックを知らなかったA君。
B君に言われて期待して鏡を見に行ったのでしょうが、想像していたオバケとは違ったようですね。
どんなオバケを想像していたのでしょうか?
B君は泥パックをお母さんがやっていたのか、テレビで見たのかは分かりません。
それにしてもオバケだなんて、確かにそんな感じかもしれませんね。
大人は効果ばかりに気がいって見た目を気にしませんが、子どもは見た目ばかりに気がいって効果なんて知りもしないですからね。
大人と子どもの目線の違いを感じたワンシーンでした。
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