内気な子どもの殻を破る!たった一つの方法。
今日は内気でなかなか自分の意見を言えない子から意見を引き出す方法についてお話しようと思います。
保育園ではいろんなタイプの子がいるのはもちろんですが、大きく分けると「やんちゃで人の話を聞かない子」と「内気で人に自分の意見が言えない子」の2種類に分かれるわけです。
色んな子どもを見てきましたが、私は内気な子に自分の意見を言ってもらうようにするのがすごく得意です。
もちろんやんちゃな子にしっかりと指導をしていくのもできますが、好きな分野と言えばそちらなのかもしれません。
というわけで、自分の意見が言えない子にはどのように関わっていけば良いのでしょうか。
まず内気な子の共通点としては、「何か発言してもそれを認めてもらえない」
もしくは「おかしいと思われてしまう」
といったような思いから、他人に自分の思いを伝えなくなってしまった。
という流れが多いです。
それは周りの大人がしっかりと本気でその子の相手をしていなかったという悲しい事実があるのですが、まぁそれは今ここでは置いておきましょう。
どんな子でも大体親はしっかりと聞いてくれるので、親には自分の意見を言いますね。
ところが、友だちや先生から相手にされないと段々そうやって内気になっていってしまうものです。
なので簡単に言ってしまえば、子どもの話に大げさに反応してあげれば良いのです。
面白い話をしたのであれば全力で笑ってあげたらいいし、よくないことがあれば全力で叱ってあげてもいいわけです。
「叱るところまで全力でするの?」なんて意見もありそうですが、大事なのはおだてるとかそういったことではなく、
「本気とあなたとコミュニケーションをとっているんだよ」ということを伝えてあげるのです。
なので、少し大げさに反応してあげる事も1つのコミュニケーションだと思ってください。
別に楽しくもない話に大爆笑してくれと言うことではありません。
ただちょっと大げさに反応してあげるといいわけですね。
そうすることで「自分の思いを受け止めてくれる」と安心できるわけです。
これらは基本的信頼感と言って、「自分が何かをしたときにしっかりと受け止めてもらえる」という思いです。
こうやって特定の大人や親に自分が話したことを認めてもらう経験を通して、少しずつ他者に対してもコミニケーションを取れるようになっていくわけです。
というわけで、その認めるという行動が相手の話に対して笑う、もしくは悲しむなどの共感することになるわけですね。
子どもは大人と違って言葉ではなかなか伝わらないことも多くあります。
そのため、そうやって表情ら反応を使って
「あなたの思いを認めているよ」
ということを示してあげる必要があります。
そんなわけで私が必ず毎日習慣にしていること。
それは子どもの話に少し大げさに反応することです。
必ず毎日やりますね。
ただし1番最初に話したようなやんちゃで人の話を聞かない子にこういったことをしているとさらに調子に乗ってしまって…
といったこともあるのでそこは注意してくださいね。
以上です。ありがとうございました。
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