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家庭菜園って実は遊べる!

今日は家でできる遊びとして家庭菜園をご紹介しようと思います。

保育園では幼児クラスを中心に、トマトやナス、ピーマンなどの夏野菜を育てることが多いですよね。

今は臨時休園の措置が取られているため、保育園に子どもはいません。

でも、再開されたら早速プランターの準備にかかるつもりです。

そんなことを言いながらも、実は私、未だに野菜の栽培が苦手です。

なぜなら、私自身生き物を育てることが苦手だからですが、
「子どもたちのため」
ともなれば、それはもう気合いを入れてやります。

何が言いたいのかというと、家庭菜園と聞いて


「うちはムリだ」
「私は嫌いだからやめよう」


と思われる方は多いと思います。

とりあえず、この記事だけは最後まで読んでみてください。

良い事はたくさんあります。


良いこと1
土に触れる

まずプランターを用意して土を入れますよね。

この時にまず土遊びを楽しむことができます。

もし直接触るのが嫌な子でも、肥料と土をかき混ぜるのにはシャベルを使ってできます。

砂場の砂とは全く違う畑の土。

新しい感覚、感触に触れることができます。

また土や堆肥は砂場の砂と違い、様々な匂いを感じるとれます。

時間がたくさんある中でしか土を観察するなんてことはできないので、ぜひこの臨時休園、休校中にやってもらいたいです。

ちなみに土を混ぜるこの作業は非常に重労働なため、大人の方も一緒にお願いしますね。


良いこと2
食育になる

家庭栽培の1番のメリットは食育活動になることです。

嫌いなあの野菜だって、自分で「土づくをして」「種をまいて」「毎日水をあげて」「自分で収穫する」ともなれば、それはそれは愛着が湧くものです。

野菜が苦手な子でも「一口だけなら」と小さな一歩に繋がっていきます。


良いこと3
観察できる

これは食育に繋がっていることですが、毎日決まった時間に水やりや観察をすることで、日々の生長を見ることができます。
(植物には「生長」を使います)

「まだだねぇ」なんて目が出ることを期待しながら毎日見ていると、ある日突然「目が出てる!」と感動です。

また、花が咲いて、枯れて、それが実になってと、毎日観察する中で植物の育ち方を知るきっかけにもなるわけです。


良いことがたくさんですが、注意していただきたいこともいくつかあります。

水をこぼす

ベランダに水道がない方も多いと思います。

ジョーロを持って移動している時にお部屋の中が水浸しにならないようにしましょう。

部屋が土まみれ

散々土をかき混ぜて遊んだ頃には、手から腕、洋服はきっと泥だらけです。

お風呂場まで移動するのにきっとたくさんの土が部屋の中に落ちると思います。

ベランダで服を脱ぐようにするなど、部屋の中を汚さないためには工夫が必要です。


虫がやってくるかも

本当は良いことにあげたかったのですが、ちょっとやめておきました。

虫が嫌いな方も子どもの前で潰すようなことは避けていただきたいです。

植物が実をつけるためには虫の働きが必ず必要になります。

4歳以上ともなればそういうことを話すきっかけになりますね。

また、そういったことを通して虫が苦手な子も興味を持つきっかけになるかもしれません。


それではどんなものを植えるのがオススメか、ご紹介していきましょう。

長くなってしまいそうなので、詳しい育て方については各自で調べていただければと思います。




その1
もやし

ベランダで栽培という話をしておきながら、最初に日に当てない野菜を選んでしまいました。

でもプランターで育てられるので大丈夫です。

一般的に出回っているもやしは緑豆というもので、すごく育てやすいのでオススメさせていただきました。

1週間程度で食べられるようになるため、子どもが飽きる前に収穫まで行える優れものです。

季節関係なく一年中植えられます。



その2
かいわれ大根

こちらももやしと同様に楽に育ち、すぐに食べられるまで成長するものです。

種は大量にまくので、たくさん入っているものが良いですね。

季節関係なく一年中植えられます。



その3
二十日大根

こちらも枯れることのほぼない育てやすい野菜です。

色が特徴的であまり目にすることのない野菜であることから、見るのも楽しめる野菜ですね。

また収穫は葉っぱを持って抜くだけと、小さな子でも楽しめます。

騙されてはいけないのが、20日で食べられるまでに生長しないことです。

20日と言っておきながらも4,50日はかかります。

そこだけ注意してくださいね。

4〜9月に種をまくのがオススメです。



その4
ネギ

ここからは少し育てるのが難しいものをあげていきます。

何かと料理で使うことが多いネギですが、春先に植えれば夏までに4回ぐらいは収穫できます。

収穫時に根元を数センチ残して切れば、それがまた苗になるのでとても便利ですよ。

4〜9月に種をまくのがオススメです。



その5
じゃがいも

2〜3月もしくは8〜9月に植えるのが良いので少し時期は違いますが、一応ご紹介しておきます。

一つの種芋から15個も収穫できると言われていて、掘り起こすのも楽しいじゃがいもです。

ただ、プランターが小さいとどうしても上手く育たないため注意が必要です。




いかがですか?

家でゆっくり過ごせる良い機会だと思って、家庭栽培を初めてみるのも良いかと思います。

自分で収穫したものを保護者の方と一緒に自分で調理してみるなど、やり方によっては野菜への興味がいくらでも広がっていきます。

果物なんかを育てるのも悪くないですが、野菜嫌いな子はぜひこの機会に野菜と触れ合う時間を作ってみてくださいね。


価格  ☆
収納  ☆☆
長持ち ☆☆☆☆☆

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