見出し画像

自分を低く見積もることなかれ

自戒をこめて今回の記事を書きます。

昨年末から、色んな繋がりができて、飲みに出掛けることが増えてきました。
“楽しく飲む・楽しく食べる”の目的で集まるメンバーです。メンバーの詳しいプロフィールは知りません。聞いた情報も嘘かもしれません。でも、楽しい時間を共有できたら良いと思うのです。

さて、そんな集まりで、男性から女性へのお触りが問題になりました。

その男性に私も触られたかも?と思ったことがあったのです。
その時は、相手に敵意を向けることはせずにひたすら内観をしました。
・昔ならこのお触りを好意と感じてたんだよな
・今は触られたらゾッとした
・嫌だったね
・何で昔はこれを好意として受け止めて、男性と深い関係になれると思ってたんだろう
・愛着関係不安定はこうなる(私のこと)んだなぁ
・誰からでも良いわけじゃないね
・私にも好みがある
・でも、これを嫌だと主張したら勘違いだも私のせいにされるかもしれない
・私のせいにされたら嫌だ
・私が気をつけたら良い

このことを誰にも共有せずに、同一メンバーとの会の2回目が開かれました。
2回目の会は、お酒にこだわるお店で開かれました。たくさんの種類をペアリングさせていただき、良いお店を紹介していただきました。

さて、問題はいつも帰り際に起こるのです。
店を出ようとした時に、私の腰元に男性の手が当たったのを感じました。
残念ながら、確信しました。
あの人は“意図的に触っている”
私はエスコートをされなければならないほど酔っていないし非力な女性ではありません。

それから帰り道、距離をとりながら帰りました。そこで、ある女性は、あの人と同じ電車で帰りました。帰り際も腰に手を回されたり、手を繋がれそうになったりしたそう。すぐに連絡をくれました。

私も気づいていながら、女性とあの人のペアで帰らせてしまったことを後悔しました。

そして、電車内で「私が気をつけたら良い」では済まないことが起こったのでした。

私はアダルトチルドレン、いつでも問題を一人で抱えて、一人で出来る限り解決してきました。その癖が仇となりました。

上手くいかないことはいつも同じ原則で繰り返している

アダルトチルドレンの回復から、“上手くいかないこと”がすっかり減って、それを分析することも減ったので、過去のことから思い出してみます。

過去に、都内で洗濯に干していた下着を盗まれるということがありました。
アパートの1階に住んでいて、盗ろうと思えば盗れるような場所でした。
たまに、同様のアパートなどの前を通る時に、タオルで囲まれる洗濯ものがあり、きっと中に下着を干しているのだろうなぁと思うことがあります。そのような干し方を知らなかったし、する必要がないと思っていました。

それは「自分の洗濯もの(下着)には、何の価値もない」という思い込みがあったからです。
そして、これは「自分には価値がない」ということから由来していると考えられます。

ただ、この件について、当時流行っていたmixiというSNSの日記で触れたところついたコメントに以下のようなものがつきました。

「物好きもおるんやねぇ」

これにはかなり腹が立ちました。そして、男性からのコメントだったと思います。マイミクから外した記憶があります(笑)

でも今思い返せば、自分自身でも「自分の下着には価値がない」それどころか「自分には価値がない」と思っている上に、他人にも「私の下着を盗るものは物好きである」と言われ、二重の矢が刺さった状態だったんですね。
自分自身で傷をつけているから、言われるとさらに傷つく。自傷した傷を自分以外に開かれると嫌な気になるものです。

ここで私は二重の矢の状態とまでも当時は分かるはずもなく、「人に話しても、傷つけられるだけだ」という学習をしていました。辛いことがあっても心ない言葉で傷つけてくるやつがいる。辛いことがあっても、人に話すのは得策ではない。
特にセクシャリティが関わることについて話すと、自身を傷つけられることに繋がると思っていました。

こんな経験から20年経っても、私が食事会の後に男性に触られた気がしても「気のせいだよ」とか「あなたのこと触るなんて物好きがいるのか」というような言葉を自分自身にかけてしまっていました。
そのため、このことを同席していた女性に伝えることも躊躇ってしまっていたのです。

原則に気づいたら、修正をしていく

教科書通りかは知らないけど、自分がした修正は以下に記録します。
(同様ジャンルの記事ではこういう部分を有料にしているのかな?)

①触られた時のゾッとした感覚の自分に寄り添うこと!
②この反応は正しい反応だと、認めてあげてその感覚を大切にする、尊重する。(「気のせいだ」「お前なんて触られるわけはない」とここでは意図的に言い聞かせる)
③私の場合、ゾッとした後、「やめてください」と言わなかった自分のことも労いました。その場の空気を重視して、黙ってそっと離れる対応をした自分を称えました。
④改めて、私は誰にでも触られていい存在ではないことを確認する。
⑤ものは試しに、触られた体験について、第三者に話をする。

まず自分のケアをした上で、今後どうするのか決めていく。
本件は加害男性以外のメンバーで、同一メンバーでは集まらないという合意が得られたため、グループを解散しました(そっとグループLINEからメンバーを退出させました)。

ここで、メンバー内の男性が、静かにお怒りで…「もうあの加害男性とは二度と会わない」とおっしゃっていて、おお、私の下着盗られた時みたいな反応しない方もいるのかと驚きました。
触られた女性も、「加害男性がいる会には参加しない」ということでした。

ここで気づいたこと。

「物好きもおるんやねぇ」とコメントをするような人はもう周りには居ない!(引き寄せてない)

異質な者(同意なく触れて来る者)を除けば、そこは平和な世界だった!!!これもまた大きな気づきでした。
きっと今まではこのようなことが起こった時に私はこの会を離れていたのです。相談とかできなかったからね。さっさと抜けだすぞ、ここ危険!という感じでね。

でも、みんながみんな変じゃない、合わないわけでもない。
白・黒ではない選択ができたんです。
一人で行動した結果というよりは、他メンバーさん達が導いてくれたのですけど、ここも今までとはかなり違うゾーンにいるのでした。


と、色々な話題を混ぜながら、自分を低く見積もることに良いことはないという話でした。
そして、自分がいかに自身を大切にするかで、ゾーンが違うんだよという経験則からのお話しでした。

もし私と直接お話ししたい方いらっしゃいましたら、公式LINEよりご連絡お待ちしています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?