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島のインじぃ言いたい砲台4 〜続 金岬砲台 in maizuru〜  2023.5.2

21K(口径21cmカノン砲)砲座

 前回の15K砲座から100mほど歩いたでしょうか?古代文明の遺跡みたいな砲座が見えてきました。(冒頭写真①)

 階段を登るとU字型の砲座が4つ並んでいます。カノン砲を設置した場所(砲床)が円形に窪んでます。
 15K砲座の壁はレンガ積みでしたが、こっちは石積みです。壁の四角く奥まった部分は臨時の弾置き場です。
 壁の上の方に直径30cmぐらいの穴が空いてます。この穴は隣の砲座と繋がっている伝声管で、司令を“筒電話”で伝えていきます。

②4つ並んだ一番右側(撃つ方向を向いて)の砲座

 砲座の両サイドは横墻(←なんて読む?言いたい砲台2を参照)になっており、最も右の横墻と最も左の横墻の上に、敵艦の距離や方向を測るための観測所が設置されています。右端の観測所には観測機器を乗っける3本の石柱が残ってました。

③右端の観測所
観測所の説明板(舞鶴でなく由良要塞生石山砲台です)
④左端の観測所

 砲座の左側の横墻地下に、砲側弾薬庫が設置されている。地下ということもプラス(マイナス?)して、階段を降りる時は重た〜い気分だが、入ってしまえばまあなんとか(^_^;)中は漆喰塗りの部屋です。

⑤横墻と地下の砲側庫
⑥砲側庫:横レンガ壁は高さ約1.7m、コンクリートのアーチ天井は高さ最大約3m
⑦砲側庫

 さらに進むともう一つ15K砲座があったことを後で知りました。が、もう一回行ってみようという気にはならんので、こんなもんで勘弁しといて下さい😓

今日の振り返りです。毎度きたない絵でスイマセンm(_ _;)m

舞鶴の晩ごはん🤤

 考古学人間なら何か素通りできないネーミングの「卑弥呼」という居酒屋へ。ここでも舞鶴発祥伝説の肉じゃがと新鮮でメニュー豊富な海の幸を“まけまけいっぱい”(←島ではこう言う)の地酒でいただきました。砲台はともかく、この居酒屋にはまた来たいです。

今度は焼きガキを食べてみたい
ごちそうさまでした🤤

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