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夏にこそ食べたい、鰻鍋

今年の土用の丑の日は、7月28日だそうです。

鰻重もいいけれど、家でじっくり鰻を楽しみたい時、鰻鍋が食べたくなります。

鰻鍋は夫が子供の時から通っているお店で出していた鍋だそうです。

その店は今はもう閉まってしまったのですが、私も何回か連れて行ってもらい、色々食べましたがなんでも美味しいお店で、季節のおすすめの魚料理がびっしりとホワイトボードに書かれていて、端から端まで食べたいと思うメニューばかりでした。

冬のフグ鍋も美味しかったのですが、鰻鍋がまたすごく美味しいと聞いていたので、いつか食べたいと思ったのですが、お店を閉められた今では、私にとって「幻の鍋」です。

ただ、大将の鰻鍋には足元にも及ばないのですが、どうしても食べたかったので、聞いた話や鍋の写真を見て真似て、私なりの鰻鍋を作るようになりました。


【鰻鍋のポイント】
①鰻は白焼きを一尾使う
②香りの強い野菜を使う(セリ・ごぼう・舞茸など)
③シメは焼きおにぎりで
④粉山椒を忘れずに

①鰻は白焼きのものがなければ、お湯をかけて表面についているタレを洗い流してください。

②香りの強い野菜を使うと鰻が負けそうですが、そんなことはなく、鰻の独特の旨味やトロッととろける脂の味、香味野菜の強みとの相乗効果でとても美味しい鍋になります。

セリやごぼう、舞茸を使うと、どこかきりたんぽ鍋を彷彿とさせます。

他にも、水菜や三つ葉、エノキ等を入れても美味しいです。
季節に合った野菜を色々入れてみてください。

③シメは雑炊だと少し味が強いような気がするのと、うどんのような麺もいいんですが、やはり米を食べたいところ。

大将のつくる鰻鍋でもやっていたように、焼きおにぎりを椀にいれて
そこにツユをかけて食べると幸せな気分になります。

ここのお店へ焼きおにぎりも大変美味しかったのですが、家庭で焼きおにぎりを焼くのは少し面倒なので、白米をおにぎりにして、オーブントースターで表面を焼いていれるとよいです。

④鰻にはやはり山椒が合うので、取皿に装った鰻に少し振りかけると美味しいです。
その他、山葵やネギ、茗荷などをのせても美味しくいただけます。

鰻を鍋にと思われたり、ちょっと驚かれるとは思いますが、
この鍋のおいしさは少しビックリすると思います。
鰻は高価なのでいつも食べられるワケではありませんが、
土用の丑の日や少しだけ贅沢したい時などに、是非やってみてください。



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