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「郷に入っては郷に従え」は限度ってものがある


アッサロウムアレイクン

日本のみなさま、こんにちは。

ウズベキスタン滞在半年のナタです。

今回はここ一か月に起きた出来事(愚痴)について書かせていただきます。

本当は書くか考えましたが、「こんな出来事があったね」と思い出&今後のために書きます。


引っ越し

省かせていただきますが、いろいろあって田舎から都会(観光地)のサマルカンドへ引っ越すことになりました。

引っ越し先の宿は社長のオフィス兼ゲストハウスで豪邸でした。社長は外出することが多く、私の貸し切り状態でした。

この豪邸で一か月過ごす予定でした。仕事もなく、のんびり過ごす日々を送る予定の5日目の夕方7時、社長から「ここも含めた近辺で水が止まります。今から引っ越します」と言われました。もう突然すぎてびっくりでした。社長は私が越してくるころから知っていたようで「なぜ言わないのか」と少し苛立ちました。社長曰く、「10日ぐらいで工事は終わる」と言われたので、「再びこの快適豪邸に帰って来られる」と信じその日のうちに引っ越しをしました。

「10日なら少し置いて行っていいですか?」と社長に伺ったら「オーナーが触ると思うので全部持って行きましょう」と言われときは焦りました(笑)。キャリーケースに入らないし、スーパーで買った食材も持って行かなければならくて荷物はたくさん。社長の車をパンパンにしてしまいました。夜11時ごろに豪邸を出て、引っ越し先のアパートへ向かいました。

結局、豪邸のオーナーと業者が喧嘩をして戻ることはありませんでした(笑)。


初っ端から

引っ越したアパートは言わば団地のようで、同じ形のアパートがたくさんありました。アパートのオーナー曰く、私が越した部屋は即入居可の2DKの部屋で家具付き、洗濯機なし、ユニットバスでした。さすがに数週間だけ借りることはできないので、半年契約で借りることができました。

早速シャワーを浴びようと思い、水を出そうとしたら散水版からではなくシャワーヘッドとホースの間から水が出てきました。すぐさま社長に連絡をし、後日オーナーにホースを買ってきてもらうようにしました。

ホースを取り換えてもらい、今度こそシャワーを浴びようと思ったら、床がめちゃくちゃ濡れていました。疑問に思いながら、浴槽に水を流しながら浴槽と排水管がつながっているところを見ると流している水がほぼ漏れていました。「さすがに二日連続呼ぶのは、、、」と思いもしましたが、「管理できてなさすぎて呼びたくない」が勝り、浴槽に蓋をし、溜まった水は洗面台に流して生活していました。


いつくるの?

このアパートはWi-Fiとエアコンなしでした。扇風機があったのでエアコンは大丈夫なのですが、Wi-Fiがないとさすがに困ります。パソコン業務もあるので、少し不便です。オーナーは「1週間ぐらい待ってください」と入居初日に言われたのですが、1週間過ぎても来ませんでした。社長のお金でWi-Fiもエアコンも買うことができず、ひたすらオーナーの連絡を待つだけでした。

そんなある日、キッチンで料理をしていたら、床が濡れていました。原因として、キッチンの水管から水漏れをしていたらしく、急いで社長に電話をかけ、オーナーが来てくださいました。オーナーは直せないので「業者を呼ぶので、後で日時を連絡する」と言い帰っていきました。そして案の定、何日経っても連絡が来ず、水に気をつけながら生活をしていました。


いつもどるの?

「発展途上国で停電は付き物」と私は思っています。仕方ないと思うし、数時間待てば復旧すると思っていたので特に気にしませんでした。が、帰国する2日前に停電して復旧せずそのまま帰国しました(帰国は後程)。昼前に停電したのですが、外出する予定だったので「帰宅したときには元に戻っているでしょ」と思っていました。しかし、帰宅後も停電していてスマホの充電もできず、寝るしかありませんでした。もうストレスでした(笑)。「なぜ丸1日も復旧しないのか」そのことばかり考えて浅い睡眠を繰り返しました。

また、ウズベキスタンへ行くことになると思いますが、2度とあのアパートのオーナーと関わりたくないと思いました。


いかがだったでしょうか(笑)。

「海外だから」とおっしゃる方もいるだろうと思います。私も「海外だから」と思い、半年間柔軟に対応していましたが、さすがにこの1カ月は堪えました(笑)。1か月の家賃は2万5千円程度なのですが、それを半年分払う社長に申し訳ないです。「家賃2千円の間違いじゃない?」と馬鹿にしたいくらいお金の無駄をしてしまいました。

「発展途上国で暮らす」ということは、こういったストレスは付き物だと思っています。ですが今回のことは「私が合わせなけばならないのか?」と深く疑問に残りました。「日本だったありえないこと」「ウズベキスタンだから」それでいいのかと思いました。一言で言えば、このオーナーは「仕事ができなさすぎる」です。社長も「このオーナーを信じたけどダメダメでした」とおっしゃってくれて、少し心が安らぎました。社長は「ダメオーナーだったから掃除しなくていいよ」とおっしゃったので箒で掃く程度で済ましました。

また、ウズベキスタンに戻ったときは、慎重に自分の意見が言えるように気をつけたいと思います。

私の愚痴を最後まで見ていただきありがとうございました。

また、会いましょう。


ヤクシダモリ


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