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復刻版ブログ13「中学生が”金持ち父さん”の本を読んだら」

振り返って

中学生の息子に「起業」や「投資」のことを学ばせるのに様々な本を読ませた。その中で特に良かった本が2冊ある。

1冊は「バビロン大富豪の教え」

これは100年前にアメリカで書かれたお金に関する名著を漫画化した本だ。子供でも楽しく読める上に、お金を稼ぐことの本質を一冊にまとめた素晴らしいお話になっている。

2冊目は「金持ち父さんの学校では教えてくれないお金の秘密」

こちらもベストセラーとなった「金持ち父さん」シリーズの中でも、子供向けに書かれた一冊だ。

この”金持ち父さん”シリーズを書いたロバート・キヨサキは会社を起こしてビジネスを行いならが、ハワイの不動産投資で大きな財を築いた人物だ。それもあって起業すること、投資をすることの大切さを説いている。

実は我々親子もこの2冊に大きな影響を受けた。まず我々が会社を起こす際に会社名を決めるのだが、株式会社バビロニアという社名を付けた。これは「バビロン大富豪の教え」から頂いた名前だ。

バビロンというのは、古代バビロニア王国の首都の名前であり、そのバビロニアという国の名前を会社名にしのだが、いくつかあった候補から社長である息子に決めてもらった。

そして2023年、株式会社バビロニアでは不動産投資の事業に乗り出す。”金持ち父さん”シリーズでも不動産投資に触れられているが、子供が投資をするなら株より不動産の方が分かり易いからだ。

株の投資は企業の財務状況や世の中の景気動向、為替の動きなど子供には見るのが難しいことがたくさんある。ところが不動産は内装・外装の綺麗さや間取り、立地条件など子供にもその良し悪しが分かり易い。

実は、私の自宅マンションを売却する際、不動産会社の担当と売値を決める話合いに当時中学生だった息子も同席させた。

「えー、うちって目の前ドラッグストアだし、スーパーも歩いて2分だし、もっと高くてもいいんじゃない」

という息子の意見に不動産会社の担当も賛同。その結果、私が当初の想定していた金額より200万円高く売りに出したのだが、見事、息子の読み通りの売値で売却することができた。

本でお金について学ばせる、そして実生活の中でお金に関する意思決定の経験をさせる、そんなことを積み上げていくことで、将来お金に困らない大人になってくれればいいなと思う。

中学2年生の時に息子が書いた「金持ち父さんの学校では教えてくれないお金の秘密」の読書感想文ならぬ、読書感想ブログがこちら↓↓↓


金持ち父さんの本を読んだ

2020年5月24日

今日は、「金持ち父さんの学校では教えてくれない秘密」という本の読書感想文を書きます。

まず、この本で言っている大事なことを一言で言うなら、資産と負債の間を流れるキャッシュフローの違いをいかに理解するかが大切、ということだ。

また、金持ち父さんが説明している内容で私にとって良い気づきになったのは「金持ち父さんの日記」だ。金持ち父さんの日記というのは、自分が何にお小遣いを使ったのかを記録する日記だ。

なぜそれが良い気づきになったかというと、多くの子供は自分の収入として得たお小遣いを、その時欲しくなった物のために使ってしまうように、お金の管理が出来ない。私もこれまで貯金というものが全くできず起業することを決めてから、ようやく少しずつ貯金をするようになった。そこで、日常に金持ち父さんの日記を取り入れれば、自分の欲に際限がないことに気づき、自分のお金の使い方を見直すきっかけになると思ったからだ。

もう一つ、金持ち父さんが言っていることで気になったのは、たくさん稼ぐにはビジネスオーナーになることだ、という話だ。

ビジネスオーナーになるためには人と人の関係、つまりチームワークが大切と書いてある。しかも会社を大きくするためには、協力なチームであることが大事ということだった。私も起業してビジネスをやることになると思うが、一人で出来ることは限られていると思うので、良いチームを作りたいと思った。

しかし、この本は金持ち父さんシリーズの中では子供向けに簡単に書かれている本であるのに、読むのにすごく時間がかかった。国語の勉強を逃げ続けてきた結果なのだが今思うと後悔でしかない。国語力がないから、人に自分の考えを説明するのもスムーズでいかない。

小学生低学年向けの本から読みなおしたいと心から思った。

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