しぶき、味付け海苔に襲われる
こにちはぬん。ベビだす。
先日おベビはご飯に味付け海苔を巻いて食しておりました。
味付け海苔の香りが大好きなしぶちゃん、いつものようにおベビの足元へ来て立ち上がり、可愛らしく小さなお手手でベビをつつき
「おかん、僕にもその匂いかがせて~♥️」
と催促しておりました。
おベビは味付け海苔を箸でつまんで、立ち上がって見つめるしぶちゃんに匂いを嗅がせてやろうとしました。
その時。
箸の操作ミスなのか味付け海苔の決意なのか、おベビの箸から味付け海苔が落ち、足元のしぶちゃんめがけてヒラヒラと舞い降りました。
そしてそのまま、しぶちゃんの前半身に「ぴとっ」とくっついたのです。
いい匂いがするだけのピラピラだと思っていた物体が上空から急襲し自分の体に付着するという想定はしていなかったしぶちゃん。
降ってきた味付け海苔が体に付着したその瞬間、
しぶきはわかりやすくパニックになりましたwww
「わああああああ!!!」という心の声が聞こえるほど全力でその場から疾走し、家中を駆け巡るしぶちゃん。
一旦止まり、前半身にくっついた味付け海苔を振り切れたか確認するしぶき。
ま、まだ僕に……くっついているッ!!
「うわああああああ!!!!」
しぶちゃんは再度パニックになり、二度目の疾走による「味付け海苔振り落とし」を試みました。
しぶちゃんの二度の疾走により味付け海苔はしぶきの体から振り落とされ、おベビの手によって回収されました(他の子が見つけて食べたらいかんからね。喉に貼り付いたりしても怖いので)。
しぶちゃんは、目が開いたときにはこの家の中が「世界」だった子。
何一つ怖いものも知らず育ったので、味付け海苔が体にくっついただけでパニックで疾走するような「箱入り猫」です。
いたずらをして、おベビから「しぶちゃん、ダメ!」と叱られる時はあっても(「ダメ」という単語は理解しているしぶき)、「ダメ」という単語と共に人差し指の腹などでしぶきのおでこをちょこんと触っただけで、
おかんが……!!
おかんが僕を叩いた……!!!
ばりに「本気で驚いた顔をする子」です(爆)。
同じように指の腹でおでこをちょんちょんとしてもいつもならそれを喜ぶのですが、「ダメ」という言葉とセットになるとしぶきにとって意味合いが異なるのでしょう。
「ダメ」=自分の行動をたしなめる時におかんが出す音
これにおでこちょんちょんが付加されると、いつもならお気に入りのおでこちょんちょんでもネガティブに捉えるらしい、しぶきさん。
単に驚くというよりも、
「はあああああ!!??? あり得ん……そんなまさか……おかんが僕を叩くなんてそんな……そんな……!!!」
という非常に大袈裟な表情をする、しぶき。
君が好きな「おでこちょんちょん」と同じ「おでこちょんちょん」やで……。
それでも叱られる時にやられるのはショックなんだな……。
何て繊細な赤ちゃん猫(※2才半です)なんだ……。
そんな「箱入り猫」しぶき、味付け海苔の急襲はパニックを起こして当たり前の出来事だったのでしょう。
もしこれが牡丹さんや他の猫なら、
「あ・落ちてきたラッキーww 食べちゃえww」
と何事もなく振舞っていたに違いない。
うちの男の子は総じて気が優しいが、優しいを通り越して「ビビリ」なのもダントツ男の子ですwww
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