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ミーの農福連携ストーリー その1

ミーの第五のメンバー

実はミー、第五のメンバーと言える方々がおりまして、この方々なしではミーはもう回らないくらい、大活躍してくれております。

一般社団法人 onenessの皆さんです。

心や身体にいわゆる障がいと言われるものを持つとされている方々が、週に2〜3時間ほど、ミーで働いてくれております。

そもそもミーはだいぶ発達障害ぎみ

ミーのはじまりは、そもそもベビーリーフしかやらない、てゆうかたぶん他の作物では勝負できないからしない、と決めた #こだわりの強い 真野からはじまっており、

自分を生き切ることしか出来ないが、自己肯定感が異常に高く、雑用なら何時間でもこなせる、場を元気にする事が異常にできるけど #こだわりの強い 妻のりさが来て、

時間はかかるけどどんな時も丁寧に収穫する事ができて、愛と真面目さと熱心さと仕事の責任は誰にも負けない #こだわりの強い いくちゃんがきて、

自然農法を家庭菜園に普及する事を夢見るも、腰が悪くて長時間の農作業は苦手だけど、段取りと計画とマネージメントと、説明能力と新商品開発とアイデアと、最近では動画作成まで、男性顔負けのマルチタスクにこなすけど #こだわりの強い 香具さんがきて、

それぞれの好きな事、得意な事、上手な事を責任もって伸ばすというスタイルでやってみたところ、それぞれの成長に合わせて、ミーの生産能力が上がってきたという、プレイヤーありきのミーとなっており、

ミーメンバー全員、それぞれのミーを生ききっております⭐️

#ミーミー言ってる

プレイヤーがプレイヤーなので、故に今のミーはこのミーなのであり、
プレイヤーが変わればミーは変わると思ってます。

僕がこうしたいというビジョンにみんなを合わせるのでなく、本質の「生命力と感動」の提示であり、そこを意識したみんなそれぞれひとりひとりのミーが輝いた結果、僕の想像を越えた融合体のミーになれたら良いなと思ってまして、

今ここを自分の問題として真剣に見つめる事が出来れば、やりがい、目的は自ずと然るべき一致してゆくと思っております。
時間かかるけど。

偏ってる自分と相手とを受け入れる。
その度に、その隙間を埋める「それが得意な人との出逢い」その繰り返しでした。

このメンバーの個性の極まり方、商品がお客様に喜んでもらえてるから社会と繋がりがあるだけで、売れなかったら何者でもないどころか、 #こだわりが強い人  の集団でしかないっす。

農福連携のはじまり

さて、そもそも農福連携は、ずっと前から、露地のベビーリーフ収穫の時から取り組んでおりました。

⭐️ひたすら細かいリーフ一枚一枚の違いを確認しながら、何時間も集中して収穫できること

これがうちのリーフ収穫に必要な能力なんですが、何十人もスタッフを探したのですが、みんな辞めて行っちゃいました(笑)
残ったのはいくちゃんだけ。

いくちゃんがコツコツコツコツ何時間も収穫する姿を見ていたら、特別能力、才能のような気配がありました。
もう、リーフそのものみたいになってくるんです。

#天才 #リーフ収穫の天才 #ニッチすぎ

そんなところから、農福連携の目的は僕には「特別な才能を持つ人と出逢いたい」というのがありました。
他の人が出来る普通の事は出来なくて良い、
その人の特別性がハマるようの人との出逢い。

東浦時代も何件かの障がい者施設の方々と繰り返し作業をしたのですが、難航しました。
もちろん一筋縄ではいかないことは分かっておりました。

んで、南知多に移動したとき、
「ここでうちの作業にハマる収穫エンジェル見つけるのはますます難航するだろーなー」
と思いました、絶対的に人、いないもの(笑)

そんな南知多町でのミーでしたが、

ほんとに不思議な事に、困ったタイミングでぴったりの人が現れるんです。

昨年の春のエディブルフラワー収穫地獄の時は、ゲストハウスやどかりのくめさんがちょうどシーズンオフでバシ!とやってくれましたし、

男手が欲しい!
という季節の変わり目の時は県外から研修生がくるし、

慢性的にどうしても足りなかったものがあります。

「手」です。


手が足りない!

無農薬無除草剤、自家製堆肥にこだわると、決定的に「手」が足りない、んです。

ハウスの際の草を刈る、
肥料を混ぜる、発酵させる、乾かす、
土と肥料を混ぜる、土に水を混ぜる、苗を運ぶ、並べる、追肥する、枯れた草をとる、ピンチする、花がら詰みをする。終わった花を片付ける。

特にエディブルフラワーには、必要な「手」が一度にたくさんいるのです。
香具さんの肉体的疲労からの解放、彼女の得意とする頭脳労働への転換が課題でした。

香具さんの代わりにあと12本くらい、単純作業してくれる手があったらなー!!!

そんなとき!!!!

この辺境の地、南知多で、ピッタリ!!の障がい者施設の方々と出逢ったのでした。

つづく!!!!

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