IE11と僕のモラトリアム

まだ紅白の帽子を斜めにかぶっていた小学生頃

それと出会いました。

そう Internet Explorer です。

当時はIEをダブルクリックすると

電話回線のガリガリいうダイアルアップの音が聞こえ、

そこから自分の知らない情報の世界につながっていく快感を味わい、

夢中になったものです。

電話代もよくかかっていたと思います。

もしかすると私のエンジニア人生のきっかけは、

IEだったと言っても過言ではないのかもしれません。

...

そんなIEがサービス終了するというニュースを見て、

朝から飛び起きました。

ついにこんな日がきてしまったかと...

ええ...

ついにきました

きょおおおおおおおっっほおおおおおおうぅぅぅうう!!!

やっとあのIE対応という名の

わけのわからない調整を考えなくて良くなるのです

そうです

私にとって、IEの綺麗な思い出は子供の頃の美化されたもののみであり。

僕のモラトリアムである新人エンジニア時代、

作るもの作るもの全てで発生するIE対応という苦行

IE対応でしか使わないであろう謎の技術の勉強など。

思い出せば出すだけ、変な汁が出てきます。

そんなとんでもない代物がこの世から消えるという宣言が行われた今日は、

なんと良き日なんでしょうか。

おそらく、IEが絶対必要である人々にとっては、

死の宣告かもしれませんが、

僕は周りのことを気にしている余裕がないほど嬉しいので、

僕のカレンダー では、これから 5/20 は IE記念日 です。

あーあ、

祝日になんねぇかなぁー

バボでした。
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