見出し画像

[日韓SDGsエピローグ] ニューノーマルを実現するということ

みなさん、こんばんは!

「境界」が大好きなbaroです^^

この「越境」を実現したく、小グループでの国際交流を企画し運営しております。現在はSDGsの実現に価値をシェアする日韓市民のオンラインコミュニティを作っています。

そのコミュニティなんですが、2021年4月にスタートしてもう5回目を終え、6回目を迎えているところなんですが、どうしても記録と共有をしなければもったいない情報が多すぎて、このようにエピローグの形で投稿することになりました。第5回グループ活動のエピローグになります。

画像1

今回取り上げられた記事についてはシンプルなマガジンの形でバックナンバーの方にアップしていますので、こちらの「活動バックナンバー」からご覧ください。日付は6月19日です。

このエピローグでは記事以外に現場で語られたことの中で、いくつかbaroの印象に残っているものをピックアップしてお伝えします。

今回も日本と韓国から2人ずつのメンバーに参加して頂きました。Nさんは、もう3回目参加される常連ですね。ありがとうございます!

他の3人はみな、初めての方々でした。今回はそのうち2人はいわゆる「セクシュアルマイノリティ」と呼ばれる方々でした。もう1人は韓国の農村地域で文化芸術を中心とした活動を作っている方でした。

「マイノリティ」でなくなることを夢見る2人の「マイノリティ」

画像5

写真はWikipediaから

以前から個人レベルでは交流をしていた「セクシュアルマイノリティ」の方々はいましたが、今回のようなイベントの場で語り合うことができてとても勉強になりました。韓国と日本から1人ずつ参加して頂きました。

韓国メンバーのDさんは、今から10年前にデビューを果たしているプロの歌手であると共に、会社にも勤めている方でした。「トロット」という韓国では大きい人気を博しているミュージックジャンルの一つです。ユーチューブチャンネルもありますので、ぜひこちらから見てみてください!

日本メンバーのKさんは、レモンサワーがメインの立ち飲み店を営みながらも講演や講師へのコンサルティングなど多様活発に動かれている方でした。その活動内容についてはこちらから見てみてください!

「セクシュアルマイノリティ」のお二方が一貫して話していたのは、彼らご自身が「マイノリティ」として見なされない世の中ということでした。私の解釈ですが、今の社会は彼らのアイデンティティをどうにか定義しておくために、LGBTやらセクシュアルマイノリティやらといった表現で呼んでいるんだけれど、そもそもそういった区別さえもなくなることを望まれているんだと感じました。

Kさんはそれを証明して見せるためにでも、「一般市民」としての日常を普通に生き抜いてみせたいと話してくれました。Dさんも歌手なら歌手、社会人なら社会人であって、「ゲイ」だとかの前に何か付いて呼ばれない将来を考えると話してくれました。

「自然」に対する一番先端の二つの視線

SDGsといえば自然や環境のことも欠かせないテーマですね。今回は日本の都会に住みながら「水の飲み方」について普段に実践しているNさんの話と、韓国の田舎に住みながら「農村という資源の使い方」についてたくさん悩んでいるJさんの話がとても勉強になりました。

画像5

写真はmymizuから

Nさんはmymizuという日本のブランドを紹介してくれました。プラスチックごみを減らすことによって、より豊かで綺麗な海を実現することをミッションに掲げているブランドでした。具体的な戦略としてはマイボトルを持つことを推奨することで、アプリを作ってウォーターサーバーの位置をシェアするサービスと共に、ハイクオリティのデザイン集団のコラボレーションを組んで、素敵なタンブラーを販売、その他教育などの事業を進めているところです。

Jさんもこれをみて、以前見たことがあるとの記事を一つ紹介してくれました。「飲む水カプセル」という概念でしたが、すでに4年前の記事であって、日常化まであと少しらしいです。記事はこちらから見てみてください!

私が最近見つけたドイツのブランドで同じミッションを掲げているブランドがあってここにも紹介しておきます。こちらから見てみてください!水を飲むことがこんなにカッコよくて、素敵なことだったとは思えませんでしたね。

画像4

写真はamazon.comから

Jさんは帰農をしてもう20年近く経っていると話してくれました。現代社会の都会から生まれてくる色々な問題を農村の資源を使いこなせば解決できると考えながら、その資源の使い方を企画する仕事に携わっていると話してくれました。小コミュニティを企画・運営することにいちばん力を注いでいるとのことで、今回はこのSDGsグループでも色々と盛り上げて頂けました。例えば、「農村の資源には何があるんでしょう」みたいなクイズを出してもらったり、その資源を使って何ができるかに語り合うちょっとしたハッカソン時間も作ってくれました。

Jさんが最近開発を図っているのは、日本の枯山水庭園をミニサイズのキットしたものでした。農村にある砂や小石などを拾って作るキットですでにアメリカのアマゾンでは販売もされているそうです。こちらから見てみてください!

画像2

写真はhomes.co.jpから

他にも田舎で焚火をぼーっと見つめて頭を整理する「ブルモン」のことが紹介されたら今度はKさんから日本で流行っている「チェアリング」というキャンピング文化についても紹介ありました。同じくぼーっとすることの重要さを意識してやることが、日韓両国ともレジャーコンテンツとして流行っていることが分かりました。

次ある集まりに参加を希望する方へ

以上、日韓SDGs市民交流の第5回グループ活動のエピローグでした。SDGsをテーマに国際交流を行うこの小グループに参加を希望される方はこちらのURLリンクをご確認ください!随時、現在も募集中です!

画像6

通訳しながら「飲む水カプセル」を飲んで見せるbaro

お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?