シェア
今日は時間があったから一週間分の作り置きをしたよ 結構美味しく出来たな そう、天気が良かっ…
乖離する未来 溜まる疲労 誰かの笑い顔 気の抜けたコーラ 枯れかけの観葉植物 残る水溜り 雲の…
飲み過ぎたアルコールが齎した頭痛が、いつかの風に吹かれた萩色の花を咲かせた。 また、浅葱…
終わりにしたいんだけど けど けどのせいでまた僕は眠りにつく そして、朝日が上ると共に僅か…
動かぬ証拠を手に入れた男は、指の隙間から零れ落ちた砂に気が付くことはなかった 変わらぬ愛…
闇の中に、光が在り、光の中で、水が喘ぐ。 水の中で、色彩が華やぎ、色彩の中に、時間が滲む…
已む無く露出した冬の肌に 季節外れの蚊が止まる 遠慮など要らぬ 遠慮など要らぬ そんな取るに足らない体液と言わず 抜け殻と化すまで吸い尽くしておくれよ
仕事帰りに雨が降ってきた。 傘は持っていなかった。 天気予報が当たったのか外れたのかは僕は…
聞けなかった訳を探していた あの日流した涙の訳を 僕は地図を手に入れた 街の片隅で営業して…
あと何を無くせばあなたに出会えますか。 どうでもいいことを喋りすぎたこの口ですか。 真実を…
さてさて、この茶番をいつまで続けましょう 世知辛い世の中になったなぁなんて いつまで他人事…
何で作っているかもわからない 伝えたいメッセージなど何も無いのに 才能の無さに打ち拉がれ …
がたがたがたがた ごとごとごと どどどどどど がーがー じーじじじじー ばんばん ばん がん …
全て消えてしまうから 跡形も無く消えてしまうから それが 誰かに名付けられ 知らぬ者の鼓動を鳴らし 微かに世界の体温を上げ 数えきれぬ網膜を名も無き色で彩り 如何程の美しき思い描かれた造形を残したとしても 洗い浚い 見る影も無く 抵抗する術も無く ただ立ち尽くすことさえも出来ずに 摂取された生命諸共 声に成れなかった感情諸共 全て飲み込まれてしまうから だから私は 僅かに残った一滴の雫があなたの喉を突き刺す情景を 夜の帳に描いている