すきな音楽-クラシック編-

自己紹介が遅れました。
わたしは音楽がすきです、とっても。

バンドもやっていたし、ギターも少しだけ、本当に少しだけ弾けるし、太鼓の達人は結構強くて負けたことがないし、ダンレボだって割と上手だし、最近AmazonのセールでKORGのmicro pianoも買ったし、ピアノの勉強もし始めて、何だかんだ自分以外のことに関して言うなら、音楽に一番興味があったかもしれません。



何がすきだったか忘れてしまいがちなので、自分用にも置いておきたいと思い、せっかくのnoteを活用することにしました。
ジャンルを絞らずに、と思ったんですがすきな曲が多すぎてめちゃくちゃ長くなりそうな気がしたので、情熱がありあまってる時や時間がありあまってる時に、自分なりにジャンル分けして書いていきます。
でも10年前のTSUTAYAに通いつめてCDを借りまくってた時に比べると全然集中して聴かなくなり最近の音楽事情についていけなくなってるので、新しいものにも触れていこうと思います。


今回はクラシックです。全8曲。
すきな順からいきますが、クラシックに関しては基本全て同率くらいです。
先に言っておきますが曲についての評論とか解説は出来ないです。




LETS GO!




ショパン/幻想即興曲

ピアノと言えば、ですね。お見事。
聴きながら気持ちよすぎて思わず目を閉じて顔をしかめてしまう、そんな曲です。
超初心者の頃に楽譜を買ったんですが当然理解出来る筈がなく。左右でリズムが違うんだもん。みんなの夢みたいな曲。
この蜘蛛みたいな指に何度憧れたことでしょうか。楽器を弾く人の蜘蛛みたいな指が本当にすきです。特にベーシストとピアニスト。
カラフル的と書いたMDに入れてよく聴いてたのを見られ、カラフルってどういう意味?って聞かれたんですが、今となっては分からない。ほんとにどういう意味?




ショパン/バラード第1番

すき!本当にすき。
興奮しすぎて唾飛ばしてしまうくらいすき。
悲壮感漂う曲ですが、2分~畳み掛けてくる感じ。
この曲は戦場のピアニストという戦争映画で逃げ惑うピアニストが最後の最後に一人のドイツ兵に見つかり、何か弾いてみろと言われて弾く曲なんですが、演技とはいえ心震えるものがあります。
主人公はポーランド人なのでほぼショパンが使われていますが、ドイツ軍基地ではベートーヴェンが流れていたり、音楽の歴史背景にも考えさせられるものがありましたね。
戦場のピアニスト、タイトル通りピアニストが戦場で武器を持たず一人の男としてただ逃げ惑うしかない話なんですが、リアリティを感じられてとてもすきな映画です。




ショパン/子守唄

いいなぁ。深夜3時半の感じ。
夜に聴くと体が浮かんでいるような感覚になるんですよね。一番深いところでふわふわしてるような。耳からありもしない無重力を感じるというか。叶わない恋でもあり、母親の腕の中でもある。泣きじゃくる顔も浮かぶし、穏やかな笑顔も浮かぶような。色んな景色と結びつく不思議な曲。きらきらしていて、宇宙みたいなイメージ。
川上未映子さんのすべて真夜中の恋人たちという小説の中で重要な役割を持つ曲なんですが、この曲のように情景が思い浮かぶ繊細な文章で、小説もとても良かったです。わたしってロマンチックなとこあるんですよ。意外と。




ドビュッシー/アラベスク第1番

これはもう耳から流し込む繊細、ですね。
若い頃に母親と二人でイタリアに行った移動中にずっと聴いてました。
バスで郊外に行った時の、遠くの方に見える田舎の景色。窓際に座って、日差しが眩しくてちょっと眉間にしわを寄せて外を眺めてたんですが。今もこの曲を聴くたび鮮明に思い出すことが出来ます。音楽ってその時の空気を閉じ込めて持ち出せるので有難い。そういう所も含めてすきです。
二人きりなのになぜ移動中に音楽を聴いていたかって?喧嘩してたからです。海外で喧嘩するなよ。




ショパン/蝶々

かわいいな~もう。
初めて聴いたとき、言葉を使わずにこんなにかわいさを表現出来るのかって衝撃でした。
ショパンの曲はわたしが知る限り華やかなものが多いですね。
恋が始まった時のあの感じに似てませんか。ソワソワしてて、なんか春風みたいなあの感覚。
恋をする度にこの曲を思い出します。
それはさすがに嘘です。ちょっとかっこつけました。ごめんなさい。




ショパン/英雄ポロネーズ

この曲には明確なイメージがあります。
雨の日の洋館にいる女性。何者かに追いかけられ必死に走って部屋の中に逃げ込む。雷が鳴り響いた瞬間に屋敷は停電する。何度目かの雷で部屋がフラッシュをたかれたみたいに光り、ナイフを持った犯人に刺されそうになる、というシーン。
これが何回も何回も浮かぶんですが、何なんでしょうか。前世の記憶?俯瞰で見てるわたしはシャンデリアの蜘蛛か何かだったんでしょうか。
一人だけ分かってくれたひとがいたけど、元気かなあ。




スメタナ/モルダウ

最近懐かしく思って久しぶりに聴いたら、こんなにかっこよかった!!??てびっくりしました。
2回目からサビっぽい部分のメロディーがちょっと変わるんですが、これがたまらなく気持ち良い。1分10秒と2分2秒辺り。
オーケストラの音ってあまりすきじゃないんですが、この曲は絶対にオーケストラで聴くのがよよよの良(よ)ですね。
リコーダー吹きたくなってきたな。吹きながら帰ったリコーダーの思い出。実家の前が小学校だったので吹くのも一瞬で終わった思い出。リコーダーの中にティッシュ付けて突っ込むあの棒、わたしはヨダレ棒って呼んでたんですが。汚いし。もっとマシなやり方なかったんですかね。




モーツァルト/きらきら星変奏曲

かわいい。
子供の頃にピアノの発表会で弾くはずだったけど途中で辞めたので弾かなかった曲。いや、弾けなかった曲と言うべきか。
ピアノ教室の帰りに通る大きなガレージがあって、学校で学びたてのナズナを見つけて触ろうとした時に柵から針金が出てて左手のひらを負傷したんですよね。今も傷が残ってるくらい。
左手の練習を始めた頃だったんですが、そこから初めての挫折を味わいサボりたくって行かなくなったような気がします。
途中まででも良いのでいつか弾きたい。


以上!
他のジャンルもまた書きたい。
その時はよろしくどうぞ。
最後まで読んで頂き有難うございました。

コーラ