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従業員の生産性が向上する! 研修の種類と運営方法とは?

こんにちは!株式会社BaaS取締役の土井竜也です!
今回は企業の持続的な成長に必要不可欠な従業員教育について書いていきます。

多くの企業では研修は導入しているものの、イマイチ効果が実感できておらず、やる事が目的となっていることも多くあります。
そのような研修では経営層・従業員双方にとって無駄となり生産性が低下するどころか従業員満足度(ES)も低下し、最悪の場合は退職が発生します。

従業員の生産性・ESを向上させるための教育制度の設計にお悩みの方や、現場教育の手法に頭を抱えていらっしゃる方に是非ご覧いただければと思います。

従業員教育の目的

従業員教育の目的は言うまでもありませんが、業務に必要なスキルや知識を身に付けるためのものです。スキルや知識を身に付けることで顧客へのサービスの均質化に繋がり、会社としての生産性向上に寄与します。

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参照:内閣府「平成30年度経済財政報告」

内閣府の発表によると、平均的には1人当たり人的資本投資額の1%の増加は、0.6%程度労働生産性を増加させる可能性があるという結果が出ています。
また、特に新入社員教育においてはスキルや知識だけでなく会社の理念や風土も定着させることができます。

従業員教育の種類

<内定者研修・新入社員研修>
社会人経験がない内定者や新入社員に対して、基礎的なビジネスマナーや業務知識、前述のような企業理念や風土等を教育します。全員が同じ場所・同じ時間で学ぶ集合研修の形式を取る企業が一般的です。講師1名もしくは少数対受講者多数で行います。

<OJT>
On the Job Trainingの略で、いわゆる現場研修のことです。前述の座学集合研修を受けた後、実際の現場業務を経験しながらスキルや知識、業務の進め方を学ぶ機会になります。OJTの場合はメンター(教育係)対教育を受ける人の1対1で行われることが一般的です。
ちなみに、これに対し、座学集合研修は「Off-JT(Off the Job Trainingの略)」と呼ばれています。

<通信教育・e-ラーニング>
オンデマンド形式やインターネット上での教育・研修方式です。
集合研修やOJTとは違い、受講する人のスケジュールで学びたい内容を自由に選択することができます。
社外コンテンツを利用する場合もありますが、会社が全額もしくは一部費用負担するケースが多いようです。

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参照:一般社団法人日本経済団体連合会「人材育成に関するアンケート調査結果」

効果的な運営方法

<単発ではなくスケジュール化された継続的な内容>
単に「コミュニケーションスキル向上研修」や「コンプライアンス研修」等を実施すれば良いということではありません。
まず、従業員の現状力量や課題点を把握しゴールを設定することで、今何をすべきか・いつすべきか等コンテンツの内容やスケジュールが決まってきます。
研修を目的にするのではなく、手段にすることを常に念頭に置かなければ形骸化してしまいます。当たり前のことのように思われるかもしれませんが、意外とこれができていない企業が多いように思います。

<階層別や職種別のようにレベルや目的に合わせた柔軟な設計>
マネージャークラスの従業員に基礎的なビジネスマナー研修は不要ですし、当たりまえのことですが、バックオフィス部門の従業員にテレアポ営業研修や営業ロープレ研修は不要です。
これも当然のことなのですが、特に中小企業でこういった例がよく見られます。
定例会議の前後の時間を利用して全従業員まとめて営業研修(勉強会)を行うなどといった具合です。
研修実施する側は良かれと思っていても、研修を受ける従業員からしてみれば受講する意味や目的が分からず不満に感じると思います。
また、細分化すればするほど、研修実施する側に手間や労力や費用がかかるので一緒にやってしまいたくなることもあるかもしれません。
いずれにしても、研修を行う意味や目的を実施する側も受講する側も考え共有することが重要です。

「誰に、何を、どんな目的で研修を実施するのか」を意識すると良いと思います。

<従業員同士で学び合える環境を作る>
集合研修のような一対多の形式では従業員毎の習熟度合いが見極めづらく、OJTのような一対一の形式では習熟度合いが教える側のスキルに左右されることがよくあります。
全体のレベルを広く上げるためには、従業員同士で学び合う環境を作ることが効果的です。
従業員同士で勉強会を実施したり、成功事例やノウハウを共有するようになると全体的なスキルの向上に繋がります。
従業員の自発的な学びの意欲を喚起する必要があるので簡単ではありませんが、取っ掛かりとして会社側で環境整備するのがベターかと思います。
内閣府の調査によると、半数以上の企業が既にそういったプラットフォームがあると回答しています。

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参照:一般社団法人日本経済団体連合会「人材育成に関するアンケート調査結果」

集合研修はもちろん、OJTでも疑問点があっても意外と遠慮して質問できない人は多いようです。その辺りに配慮がなされていると学びも活性化しそうですね。(弊社サービスのように匿名で意見交換や質問がし合える等)

BaaSにできること

当社では、完全匿名の社内掲示板「FLAT TALK」と完全匿名の社内チャットツール「engagement」を提供しています。
「FLAT TALK」は従業員同士が匿名(任意で実名可)で雑談や議論、業務の不明点を質問したりすることができる掲示板です。実名では発信しにくい事項も気軽に投稿でき活発なコミュニケーションができます。
「engagement」は従業員と経営層を匿名で繋ぎ、従業員の本音の意見を収集するチャットツールです。匿名にすることで従業員が本音を発信しやすくなり、経営層は現場の雰囲気や課題をリアルタイムで把握することができます。

現在の研修や会議の効果がイマイチ実感できないという場合は、弊社プロダクトを利用していただくことで、本音の意見を集約し問題の特定と課題設定に役立てるかと思います!

詳細は以下サービスロゴをクリックしてください。

FLAT TALKロゴ

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BaaSについて

株式会社BaaSのVISIONは「すべての人が"自分らしく働ける"社会の実現」です。
完全匿名の社内掲示板「FLAT TALK」と完全匿名の社内チャットツール「engagement」を提供し、ホンネの意見を言える環境を多く生み出し、すべての人が「いきいきと働ける」社会が実現できるように邁進してまいります。

無料デモについて

下記お問い合わせフォームよりお申し込みください。内容を確認の上、担当よりご連絡いたします。

「FLAT TALK」 https://flattalk.baas.co.jp/contact/
「engagement」 https://engagement.baas.co.jp/contact

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