食べるよりも、鳥がすき。
野鳥がすきなんです。
今日はもう、これ以上言えることはないんですけど。
道路で何回も何回もクルミをひっくり返しているカラスも。
野球場のフェンスに挟まってるんだかおさまってるんだかわからないスズメも。
家の前を集団で歩き回ってなんやかんや啄んでるムクドリも。
もうみんな、はちゃめちゃに可愛いなって思います。
この話、共感してくれるひと多くないんですけどね。
彼らの良さって、それなりに意思を感じながら、時折わけのわからないことをするところがすきなんですよ。
わかるようでいて、わからない。
それが良いなって。
鳥たちも人間のことを、同じように思っているのでしょうけれど。別の生き物なのでね。
春になると、職場の近くには渡り鳥がやってきます。
↑職場。
春になると南西諸島から渡ってくる阪神カラーのキビタキ。
私の推しメンです。
南西諸島から来るだけあって、見た目は華やかで、野鳥界のパリピともいえるでしょう。
ビビットカラーの美しさもさることながら、ぶーぶー翼を鳴らして喧嘩しまくる、気の強さがすきです。
パリピというよりヤンキーかもね。
1時間続くオス同士のケンカを、ずーっと眺めていたこともあります。
止まることなく追いかけっこしているんですよ。まるでトムとジェリー。
彼らの命の短さを思えば、それは人間に置き換えたとき、どれだけ長い喧嘩なのでしょう。
もう諦めておきなさいよ、なんて思いながら、結局私のほうが根負けして、結果を見届けられませんでした。
あれ、どっちが勝ったんだろうなあ。
どちらにしろ、見分けはつかないんですけど。
野鳥のそういう、理屈とか合理性をこえたところがすきなんですよね。
春は多くの野鳥にとって、繁殖の季節。
そろそろ、推しが海を越えてやってきます。
子育ての短い夏に向けて、パートナーを見つけるために。
↑推しに会えるアクティビティは、私にとってはアイドルのコンサートとおんなじです。
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