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30年へのカウントダウン

日本においてクラフトビール(当時の呼び方は「地ビール」)が誕生したのは、1994年2月の酒税法の改正により、ビール製造免許を取るのに必要な最低製造量が大きく引き下げられたことで、中小の造り手によるビール製造が可能になったことが契機となっている。このとき全国で最初にブルーパブの営業を開始し、日本で初めての国内製造クラフトビールとなったのがエチゴビール。つまりエチゴビールの創業は、日本のクラフトビールの誕生でもある。

あらためて当時の事の流れを見てみると…

今年が2024年だから、ちょうど30年前の今頃は“地ビールのパイオニアたち”が免許の取得と事業化に向けて準備を進めているところだ。そして、エチゴビールは、1994年7月1日に試験製造免許を取得し、その月の11日に日本で初めて地ビールの醸造を始めている。つまり、試験製造ではあるものの、日本で最初のクラフトビールは7月11日に仕込まれたということになる。

エチゴビールでは、新潟県巻で直営ブルーパブの営業を開始した1995月2月16日を全国第一号のスタートの日としているが、こうして見ると1994年7月11日の初仕込みというのも、けっこうエモい存在ではないかと思いはじめた。ちょいと調べることを調べてみて、7月11日に何かできないか、企んでいる次第。

今年5月29日には新潟駅にHUB ECHIGO BEER PUB(仮称)が開店して、コラボ店舗ではあるが14年ぶりに新潟にエチゴビールの飲み場の拠点ができるし、やれることの幅が広がってくる。

いずれにしても、30周年に向けて、カウントダウンが始まった。



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