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【Uber配達員さんの悲哀】タワマンの罠

 例えば、30階以上を有するタワーマンションでは、高層階と低層階で住居者の使用するエレベーターが異なります。

タワーマンションのエレベーター仕様

・低層階用:1-15階
・高層階用:16-30階
などエレベーターによって行くことのできる階が決まっております。

 また都内の芸能人が住むようなマンションは高層階と低層階で入り口のエントランスから異なるという記事も見かけた事があります。

今住んでいるマンションは10基ほど、エレベーターがあります。

 しかし、どのエレベーターがどの階まで行くか、の表示がとても分かり辛い仕様です。

そのためUberの配達員さんなどが、行きたい階に行けるエレベーターを間違えて乗ってしまい、行きたい階に行けない、といったことが散見されています。

Uber eats配達員のビジネスモデル

 Uberの配達員さんたちは、如何に短時間で、如何に多くの配達ができるか、でsalaryが変わります。

 効率性がとても重要です。

マンションではターゲット先に届けるまでに、
→エントランスで応対
→エレベーターで上昇
→玄関で応対
と、一軒家に比べるとステップが2つほど多いです。

 更にタワーマンションの場合だと高層階に行くまでのエレベーターに時間がかかるため、Uberの配達員さんにとっては、とても効率の悪い建物ではないでしょうか。

 配達依頼で高層階だとわかった時点で、失敗だったと思う可能性もあります。

逆転発想のビジネスモデル

 逆転の発想をすると、タワーマンションの人ほど配達サービスを利用する頻度が多いと感じています。
→下に降りるまで時間がかかる
→移動時間もったいない
→外に出たくない
→Uberなど玄関前まで来てもらえる配達で済ます

 タワーマンションの依頼をまとめて配達するができれば、エレベーターでマンション内を移動するだけなので、効率が上がると思っております。

 現状、Uberの仕様なのか1つのマンション担当で各階に配達する人はおらず、色々な配達員が入れ替わり立ち替わりで配達している印象です。

郵送会社の対応方法

 ヤマト運輸や佐川急便などは、マンション一まとめで配達物を持ってくるため、効率的に配達できていると感じております。

 エントランスで対象の郵送物がある各家庭にピンポンを押し「後程、順番に伺いまーす」と一言添えて、配達をおこなっています。

 エントランスの連絡から10分後に家の前のチャイムが鳴ることもザラです。

 ここまで遅いと食べ物としてはさすがにアウトかと思いますが一人1マンションの3-5軒を担当する、など少し運用会社と同様の方法に寄せても良いのではないかと、思っております。

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