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食品価格高騰に立ち向かう為に今できること。
4月に入り、毎日のようにニュースで報じられているのは「食品価格高騰」食用油や小麦粉を始め様々な食品が値上げを発表しています。
私たちの食生活に多大な影響を与える食品の値上げ。ため息が出るようなニュースの毎日ですが、見方を変えて取り組めば、節約・効率化を始める一歩となるかもしれません。今、私たちにできることをまとめてみました。
まずは食材・食品の総量の把握から。
なんと言ってもキッチンにある食材の総量把握が必須です。キッチンの片づけの際に出てくる食材や食品の量は半端なく出てきます。それは、生徒さんご自身でも把握しきれないほどの量がほとんど。みなさん、びっくりされています。
レトルト食品、調味料、乾物、お茶関係、そして幼いお子さんがいらっしゃるご家庭では、お菓子のストックが大量に出てきます。
全て全出しをしてみると想像を超えて賞味期限切れを起こしている現実があります。奥に奥に追いやられてしまい、すっかり存在自体を忘れているパターンはとても多いです。
食品の適量を維持できることは、家計にも大きな影響を与えます。
冷蔵庫なども同時にチェックしてみると、無駄にしてしまっている食材を発見したら、以降どう改善するかを考えてみましょう。
棚の位置を変えてみる、食べ切れる量を意識して購入するなどそこから学ぶべきことは沢山あります。
この反省と気づきこそが、家計管理にも大きな影響を与えます。食品価格高騰の影響よりも大きいかもしれません。
特に冷蔵庫の際は、収納ケースを使い過ぎるとうっかり存在を忘れてしまうことに繋がるので要注意です。
食材はキッチンの片づけ始めに適しています。捨てる罪悪感を感じることは多いですが(感じることで以降の反省と改善に繋がります)「いつか食べよう、いつか食べるかも」なんて食品はありませんから。
全出しはこうして行います。
① カゴや大きめの紙袋、あるいは指定のゴミ袋などでも良いです。キッチンから全て取り出し、ダイニングテーブルなどの上に広げます。
② 量が多い場合は、ある程度のカテゴリーに分けます。
・調味料
・レトルト食材
・乾物
・お茶やお菓子類
・その他
ある程度仕分けをし、賞味期限をチェックしながら厳選を行います。総量を把握することはとても大切なことです。
それは以降のNG行動に繋がる為です。
食材の買い物の際に気をつけたいNG行動。
食品価格高騰は、あるNG現象を引き起こすきっかけにもなるかもしれません。それは、特売という文字に惹かれてつい大量に購入してしまう現象です。
特に調味料はすぐに消費できるものではありません。レッスンでも大量の調味料をお見かけしますが、沢山あればあるほど収納スペースを圧迫し、収納のハードルを上げる原因にもなります。
現場でよく拝見するのは醤油・砂糖・その他調味料、お酒・通販で購入した調味料(送料が安くなる為、つい大量購入というパターンが多いです)
同じ調味料が2つ以上ある場合は、特売だからと購入する際によく考えてみましょう。収納スペースを圧迫するほどに必要なものなのか。この見極めが重要です。
調理方法を工夫してみる。
値上げについため息が出そうな毎日ですが、調理方法を工夫するという選択肢もあります。
特に揚げ油は大量に使うものですが、揚げ焼きやオーブントースター、電子レンジを利用してみることも一つの手です。
ほくほくの鶏のササミフライ!
また豆腐を使ったスイーツ作りもヘルシーで良いですね。
見た目はイマイチですが・・・美味しくいただけました!
また健康志向で揚げ物を極力控えて、蒸す、煮る、焼くなどのおかずに変えてみることも日々の食事作りにレパートリーが増えるきっかけになるかもしれません。
油は毎日使うものなので、主婦にとっては痛い値上げではありますが、ピンチをチャンスと捉え、今までとは違う見方でこの値上げを乗り越えたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ビルーム 代表 松崎陽子
静岡県浜松市整理収納アドバイザー。家一軒の片づけをレッスン方式にて具体的なアドバイスとフォローにて行います。布団から紙切れ1枚まで、無駄なく最短で片づけを終える方法を習得し、ライフスタイルの変化にも動じない、リバウンドの根本解決へと導きます。訪問実績200件以上。オンラインレッスンも受付中。
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静岡県浜松市整理収納アドバイザー 松崎陽子
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