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愛用のカトラリー

そういえばの話なのですが、前回の投稿で、我が家のカトラリーと雰囲気が合いそうな丸皿を購入したことを書きました(note公式マガジン"工芸"にまとめていただきました。嬉しい!)。

せっかくの機会なので勢いに乗って、とっておきのカトラリーも紹介したいと思います。

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テーブル用、デザート用、ともにCutipolを愛用しています。こうして見ると、改めて見事な質感と曲線美ですよね。特に、持ち手にかけてのくびれに見惚れてしまいます。Cutipolには「ポルトガル(PO)のカトラリー(CUT)」という意味が含まれているようです。知りませんでした。

大事に大事に、それはもう大事に使っておりますので、いまだ使うたびに購入時の箱に戻しています。……ここだけの話です。恥ずかしい。

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公式ホームページには、以下のように紹介されています。

こだわり部いたデザインを形にするために、時には製造工程で使用する機器さえも自社で考案しています。機器の許す範囲でデザインをするのではなく、理想のデザインのために機器を作り直す。これが、クチポール者の追求するオリジナリティの源なのです。
特徴1 オリジナル
デザインから仕上げまでポルトガルの自社工場で行なっているだけでなく、製造のための機械や道具も自社で作っています。クチポールのオリジナリティへのこだわりは徹底しています。

特徴2 手作業へのこだわり
どの工程でも職人が一本一本手にとって作っています。手作業だからこそ、繊細なカーブやフォークの長い歯など、マシンメイドではできないユニークで洗練されたデザインのカトラリーができるのです。

特徴3 誇りの刻印
こうしてできるカトラリーは、その一本一本がクチポールの誇りです。その誇りを記すために、製造の最後の工程でCutipolと刻印が捺されます。もちろん、この刻印も一本一本手作業です。

いかに"手作業"にこだわりを持つメーカーか伝わるメッセージです。機械で実現できる範囲でベストのデザインを追求するのではなく、ベストのデザインを達成できる環境の構築という点も含めて追求されています。

実際に手に取ると、その質の高さを実感することができます。形状、重み、僕にとってこんなにも「しっくり」とくるカトラリーは他にないかなと思います。デザイン性だけでなく機能性も申し分ありません。決して安くはないのですが。

極論こだわらなければ、フォークやスプーンは100円ショップでも手に入れることができます。ただ僕は多少値が張ったとしても、「これ!」と思える道具を集めていきたいなと思っています。使うたびに気分が上がれば、きっと値段以上の価値が生まれると信じているからです。この買い物の基準はこれからも変わることはないかなと。頑張って仕事をする理由にもなりますしね。

先日購入した丸十製陶さんの丸皿と一緒に。

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自分で言うのも何ですが、雰囲気ばっちりですね……。このセットで何を食べようか迷っています。


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