見出し画像

信楽陶芸の森 作家市での買い物


四連休最終日は少し足を伸ばして、滋賀県信楽市陶芸の森で開催されている「作家市」に行ってきました。信楽といえば、その名の通り信楽焼の町として全国的にも有名ですよね。女優の戸田恵梨香さんが主演を務められた朝の連ドラ"スカーレット"の舞台にもなりました。

作家市

「作家市」とは、日々制作活動に励んでおられる全国の陶芸作家さんが、陶芸の森へ一堂に集い、展示即売を行う一大イベントです。普段であれば各地のショップへ行かなければ見ることができないような作品を、一度に比較検討できるまたとない機会ということで、つい財布の紐が緩んでしまうことだと思います。

画像1

陶芸の森に到着すると、既にたくさんの陶器ファンが集まっておられました。会場入口のテントには出展作家さんの出展位置マップとともに、おしゃれなフライヤーが。とっても素敵ですよね。そして会場内はEDMの重低音が響いていたり、屋台から美味しそうな匂いが漂っていたりと、さながら音楽フェスのような雰囲気です。

僕自身、作家市で買い物するのは初めての経験で、どんな器と出会えるのか、期待を膨らませながら出展ブースを巡り始めました。

各ブースを歩き回ること2時間。お気に入りの陶器がいくつも見つかりましたので、紹介させていただきます。

一点目 丸皿(丸十製陶)

画像2

丸十製陶さんのことは以前からチェックしており、まさに欲しいと思っていたプレートが偶然並んでいましたので、「ここで買うしかない!」と即購入しました。使い勝手が良さそうなサイズ感と、我が家のカトラリーと雰囲気が合いそうな感じに惹かれました。

二点目 豆皿(文五郎窯)

画像3

センターに入った鎖模様がおしゃれで、二枚購入しました。鎖模様の幅が一点ずつ異なるので、どれにしようか悩み、いくつも並べて見比べてしまいました。個性ですねぇ。白地に金の模様、黒地に白の配色が気に入っています。

三点目 足つき小鉢(古谷製陶所)

画像4

おひたしを盛り付ける小鉢が欲しいと思っていた所に、この器が目に飛び込んできました。黒に近いような濃紺で、光の当たり加減によって様々な顔を見せてくれます。これからの夏本番、さっぱりとする酢の物の器としても良いですね。2つ購入しました。

四点目 長皿(安見工房)

画像5

お魚用のお皿として。流れるような波模様が美しく、大きめのお魚を乗せるのにぴったりだと思い、2枚購入しました。少し先にはなりますが、秋にはサンマでも焼いて食卓に並べたいです。もちろん、お刺身を盛り付けても画になるでしょうね。

五点目 角皿(籠山陶房)

画像6

写真だと少し分かりづらいのですが、実物は鮮やかな黄色の器です。サイズ感や形状もさることながら、何より色味が気に入りました。黒で縁取られているので、締まりがあるのも良いなと。普段、あまりこういった色のアイテムを選ぶことはないのですが、珍しく「これだ!」と手が伸びてしまいました。

次回は

以上、なんと計8点の陶器と出会うことができました。おそらくネットショッピングでは購入まで至らなかったであろう作品達です。作家さんと実際にお会いし、作品に込められた"想い"に触れることがいかに大事か、実感しました。また「ひたむきに陶芸と向き合い続けられる作家さんを応援したい。僕にできることは一つでも多くの作品を知ること」素直にそう思いました。

作家市、また行きたいです。次回はを狙いたいなと思います。

この記事が参加している募集

#買ってよかったもの

58,910件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?