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「プライド」について

30年勤めた会社を辞めて「1年も」経過したのに、まだ捨てる「プライド」に悩んでいる・・・ というか葛藤している自分がいます。

「プライド」・・・ある時には必要だけど、ある時には邪魔する厄介なものです💦

今はフリーランスとして仕事してる自分は、前職(一部上場企業)の役職者時代をまだ「黄金期」だったかのように語ってしまってる時があります。
しばらくして、そんな自分が嫌だな~と、自己嫌悪に陥っています。

現在、仕事してるものの中に、前職の元後輩達と関わる仕事があります。
元後輩達との関わりは、「仕事」なのでまだ割り切って会話できます。
でも、フリーランスで契約してる会社の方から「A社(前職)の●●さんのこと、B-KAZさんはご存知なんですか?」と聞かれると「はい、知ってますよ」で終わればいいのに、つい「はい、良く知ってますよ。昔よく可愛がってた後輩です」などと、つい見栄を張ってしまう自分と葛藤しています。

「しょーもないプライドなんて、捨ててしまえ!」

頭では、分かっています。
奥さんに言わせれば「ケツの穴ちっちゃ」と、一蹴されてしまいそうです。
私も「ちっちゃ」と分かるのですが、心がついて来ないというか・・・
女性にはちょっと、分かりにくい世界に映るかもしれません。

失恋に例えると、女性の方が案外サッパリと相手を忘れられ、男性はいつまでも相手のことを未練タラタラ忘れられない・・・という感じでしょうか。

もう暫く自分の心と葛藤することになりそうで、時間が必要なのかもしれません。

一方で、大事な「プライド」もあります。

フリーランスで契約してるもう1社は、ベンチャーなので大手企業に営業行くと「虫ケラ」のように扱われるなんてザラなんです。
先日も、折角いいところまで営業し受注間近だった大手企業から4月の人事で、上層部の方針が変わり失注ということもありました。

そんな屈辱や3年前に味わった「人間の尊厳にかかわる屈辱」は、「なめんなよ!」「このまま終わってたまるか!」という心の炎として、決して捨ててはいけない大事な「プライド」として、自分の中に存在しています。

挫折した経験から、自分の心の底にあったエリート意識みたいなものを捨てた「つもり」だったけど、まだまだ修行が足りません。

死を直視出来るようになると、プライドなんて何の役にも立たず捨てることが出来ると「田坂教授の本」に書いてありました。

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☝こんな付箋をデスクに貼って毎日、唱えています!

来年の今頃、気持ちは変わってるだろうか・・・
人生って、、、ほんと「修行」ですね。。。

                                                                                               2022.4.22


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