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日本企業で初の登壇!ニューヨークで行われた「World Biodiversity Summit」をレポート

ヘアケアの総合メーカーであるb-exでは、美容師とお客様に寄り添った製品提供のほか、サステナビリティの推進を経営の柱の一つに掲げています。
b-exがこれまで取り組んできたSDGsの活動について、グループCEOの福井敏浩が9月21日(水)、アメリカ・ニューヨークで行われた「World Biodiversity Summit」で講演しました。

ニューヨークに約200人の参加者が集結

World Biodiversity Summit(WBS)とは?

World Biodiversity Summit(WBS)とは、b-exがパートナーシップを締結したWorld Climate Foundation(WCF)が主催する生物多様性がテーマのイベントで、2021年から始まり今回が3度目の開催。
各国企業のESG分野の担当者、ESG投資に関心のある金融機関、コンサルティングファームの関係者、環境保全に関する団体などが約200人の参加者が集まりました。

このイベントに登壇する日本の企業はb-exが初めて!

サステナビリティの最前線に触れるパネルディスカッション

イベントでは投資銀行やコンサルティングファーム、大手小売チェーン企業や食品メーカー等のESG投資/サステナビリティ部門責任者、環境保全を推進する団体の代表者がパネルディスカッションを実施。サステナビリティの活動における「KPIの設定の仕方」「取り組みの中でどうやって妥協点を見つけるか」など、自社の活動にも役立てることのできるトピックで議論が繰り広げられました。
食品・飲料メーカーのPepsicoは「KPIは壮大な目標を立てるよりも、まずは達成できることを少しずつクリアしていくのが大切」と語り、特に「Big Pictureよりもスモールアクション」という言葉はb-exが実践している"スモールアクション"を後押しする一言のように感じられました。

美容業界のさらなるSDGs推進の決意を表明

続いて、b-exのグループCEOがプレゼンテーションを実施。製品輸送のモーダルシフトや容器のプラスチック使用量の削減などb-exが行っている脱炭素化社会に向けた取り組みを紹介しました。
プレゼンテーションの中で「日本全国のヘアサロンで使用する水の量を試算すると、一日当たり約1億3千7百万リットルになる」という事例を発表すると、他の参加者から「美容室は年に何回も行っているにもかかわらず、そこで発生する生物多様性に関わる問題はあまり意識してこなかった」という意見が多数上げられました。

美容業界でできることはまだたくさんある

プレゼンテーションの後、他の参加者から「美容業界は製造過程から環境保全にダイレクトに影響する産業だから、まだまだできることがたくさんあるね」と声をかけられました。
WBSでは、サステナビリティの先進的な取り組みを行っている国・企業の規模感に圧倒される場面もありましたが、「小さなアクションの積み重ねの大切さ」を改めて実感する場でもありました。

b-exは製品の提供だけではなく、今後、ヘアサロンのサステナブルな取り組みもサポートしていくことで、美容業界のSDGs推進をリードしていく企業となることを目指します。
そのアクションが美容業界だけではなく、日本の社会全体に広がることを信じて…!

※イベントの様子はこちらからご覧いただくことができます。


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