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分娩バッグと入院バッグ

つわり諸々の体調不良と戦い、
安定期を迎えてようやく一息つくのも束の間。
あっという間にやってくる妊娠後期。

もうすぐ産休!いらっしゃい私のバカンス!!

鬼のような引き継ぎ資料作りながらも
産休入ったらあれしようこれしようと、
今か今かと待ち望んでいました。

妊娠後期、忘れてはいけないのが入院準備。

妊娠後期タスクと言っても過言ではない。

いつなん時必要になるかわからないから
しっかり準備して玄関に置いておきましょうと
妊娠後期になると産院で検診の度に確認される。

今回のnoteは、若干もう記憶が薄れてきた
分娩バッグ・入院バッグの準備のお話。

準備の心得

まず第一に、産院から渡された持ち物リストは
最低限必要なものとして準備すべし。

第1子は総合病院で出産したのですが、
ちょうどコロナ禍終盤あたりだったので
いわゆる母親学級なるものはテキスト配布のみ。

「ここに全部書いてあるから、
読んでわからないことあったら聞いて」

と、かなり完成度が高いテキストのようだ。

たしかに教科書並みのボリュームで書かれてて
思わず書き込んだりマーカー引きたくなる感じ。
(しっかりテキスト代2,000円取られてた。笑)

病院指定の持ち物で「これ要らないだろ」と思ったものがあったら
妊婦健診の際になくても困らないか念のため確認しておく。
自分が思っていることと違う使用意図でリストアップされてる可能性を考えて。

そして私もそうだったのですが、
SNSで取り上げられている"要らんかった"は、
あまり鵜呑みにしない方がいい。
どうして要らなかったかまで絶対読む。

初マタで情報に翻弄された結果を記していきます。

要らんと言われたけどあってよかったもの

①ウイダーinゼリー、カロリーメイト
よく、「こんなもん食べてる余裕なかった!」
ってSNSで見かけるけど、
エネルギー不足でお産が進まず
助産師さんにウイダーめっちゃ飲まされた。笑

そしてカロリーメイト。
たしかに出産するまで食べる気にならなかったけど
産後の夜中、めっちゃお腹空くのよ…

出産でHPゼロになって母乳でエネルギー使って…

もう腹ぺこですよ。
カロリーメイトじゃなくてもいいです。
常温保存できる食べ物、
何かしら持っていった方が良いです。

②産褥ショーツ
これは正直分かれるかも。

というのも、"要らなかった"人は
おそらく縫合処置なしで産んだ人じゃないかな?

処置の有無は結果論なので事前にわかることじゃない。

そりゃ切らずに産めるなら切らないし、
医師も必要と判断して切るし、
残念ながら切開関係なしに自然と裂けてしまって
結果、縫合処置をすることもある。

処置をした産婦は毎日傷口のチェックが入るはず。
このとき、生理用ショーツで代用してると
毎回脱がなければならないので、
産後ボロボロの体では結構しんどそうな印象。

産褥ショーツだと、股の部分がパカッと開くので
寝たまま診察を受けられるのがいいところ。

産後の出血は生理の比じゃないので
ショーツの脱ぎ着で余計に汚してしまう可能性がありますね。

③履きなれたスリッパ
院内用にスリッパの持ち込みを指示されてる場合は
携帯用とかじゃなくて、普段から履いてる
ゆったり系のスリッパが絶対いい。
クロックス履いてる産婦さんもいました。

産後は足が浮腫むし、蒸れるし、歩きにくいし、
携帯用スリッパを持って行ってストレスがすごかった…

結局夫に自宅のスリッパ持ってきてもらったので、
持ち込み組はおうちのスリッパがいいです。
(帰ったらスリッパを洗うの忘れないでね!)

要ると思ってたけどなくてもよかったもの

①スマホスタンド
入院生活は目まぐるしい。
何より赤ちゃん眺めてるだけで1日あっという間。
それくらい赤ちゃんから得られる幸福度がすごい。

Netflixでも見ようとか思ってたけど
まずおしりが痛くて上体を起こしてられないから
見たとしても寝たまんまなのでスタンド要らず。笑

TikTokに病室でのダンス動画あげてる人いるけど、
そういうのしたい人は必要なんじゃないかな。
(院内撮影禁止のところがほとんどだと思うけど…)

②院内用スマホポーチ
売店に行ったりなんやかんや歩き回るのに
スマホポーチがあると便利って聞いたけど、
最終的にパジャマのポケットに小銭とスマホ入れて歩いてた。笑

ポケット付きのパジャマが最強のバッグでした。

③貼るカイロ
陣痛緩和のためにいいと言われているけど、
持っていくなら貼らないタイプ、しかも大判かな。

お産が進むにつれて痛い場所が変わっていく。
その変化に合わせて温める場所も変えるなら
私は貼らないタイプが良かったなって思った。

実際、貼らないタイプはお仕事してくれず、
産院の貼らないカイロをお借りしたので…

これはないと詰む

①とにかく水!麦茶!
私だけかもしれないけど、
出産が近づくにつれ陣痛と共に胃酸の逆流が…

病院の乾燥も相まって喉が砂漠。

水が切れようものなら買いに行くのも無理。
(シンプルに陣痛いたすぎて歩けなかった)

入院から出産まで18時間コースだったけど
500mlの飲み物4本しっかり飲み切りました。笑

②ストローキャップ
産後はなくても大丈夫。
勝負は陣痛待機から出産まで。

起き上がっての水分補給はほぼ不可能になる。

脱水予防のためにも水分は必須。
ストローキャップも必須。
ペットボトルの口に装着できるやつね

③トコちゃんベルト(骨盤ベルト)
あまく見てた、産後まじで足腰グラグラで歩けん。

そしてあまりに無知な私、
まさかの骨盤ベルトではなく産褥ベルトを持参。

院内売店までグラグラしながら買いに行きました。泣

実は肝心な鞄選び

多くの場合は分娩で使用するものを詰めた分娩バッグと
産後の入院生活で使用するものを詰めた入院バッグ、
この2つに分けて持っていくことになるのだけど
これ結構考えないと詰みます。笑

まず分娩バッグ。
これは絶対にトートバッグがいい。
ちゃんと中が仕切られて
どこに何が入っているかわかると尚良い。

分娩バッグは助産師さんが扱うこともある。
どこに何が入っているか説明しないといけないようなパッキングでは
戦場と化した分娩室では文字通りお荷物です。

続いて入院バッグ。
これはキャリーバッグを持っていく人もいるけど
まず持ち込み可能か産院に確認。

で、私はおすすめしません。笑

キャリーバッグって床かテーブルに置いて広げる、
横にしなくてもコの字型に開けるものもあるけど
基本的に荷物を取るのにかがむ必要がある。

もうね、産後のからだに余計な負担はいらん。
悪いこと言わないからキャリーバッグはやめた方がいい。

退院時は我が子も抱いて帰らなければならない。
お迎えの人ももしかしたら来られないリスクがあるかもしれない。

行きは良い良い帰りは怖い

そうならないように鞄選びは慎重に。

まとめ

出産での入院は何かと入り用。

入院自体、今回の出産で初体験だったので
なにをどう持っていったらいいのやら状態。

普通に入院生活を快適に過ごすグッズ
プラス分娩・産後を快適に過ごすグッズなので
まぁまぁな荷物量ですよね。

陣痛が始まった時から出産を経て、
だいたい産後3日目までくらいは体が不自由なので
要るもの要らないもの、精査したパッキングを。


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