何億円借金があろうとも、平常心を保つ方法

私は、何億円も借金がある。でも、ふだん、それが気になって、たまに顔面蒼白になったり、気持ち悪くなったり、ストレスで、毎日、飲み歩いたりはしない。そもそも、お酒が苦手というのもあり、ストレス発散できるほど、お酒を飲めない。その代わりかどうか分からないが、体質的にあらゆる事に対してのストレスが、ほとんど溜まらない。

たとえば、ふつうに考えるとストレスのひとつである借金。これについて、私は、こう考えている。1億円の借金をする時というのは、書類にサインをしたり、ハンコ押したり、いろんな手続きをするが、その手続きが完了するまでの間に1億円を見ることは一度もない。死ぬまでには会ってみたい1万人の諭吉には会えないまま、1億円の借金を背負うことができてしまう。なので、借金をした後というのは、ほんとに1億円借りたんだろうか。実際に1億円を見てもないのだから、ほんとは借りてないのかもしれない。そもそも紙の処理だけで1億円を借りられるというルールも、それを返さなければいけないというルールも、人間が勝手に決めたルールなだけで、もしかして、おれが人間じゃなかったとしたら、ほんとに守らなきゃいけないかどうかも疑わしい。そもそも、1億円に1億円の価値がある事自体も、ただ人間が、勝手に決めて、みんなが守ってるから保たれてるだけじゃないか。

こう考えれば、1億円の借金なんてたいした事がないし、気にする事自体も意味がないのでストレスになりようがない。だからといって、借りたお金を返さなくてもいいという事ではないので、ちゃんと借りた金は返してください。

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