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転職は逃げ?

ステータス再配分

退職を会社に告げる時、大体言われるのが「そんな理由で辞めるんじゃどこに行ったって通用しない。また同じ理由で辞めることになる」

それって変なことではないと思う。
裏を返せば自分の中に芯、軸があって合わなければ辞めるという決断な訳だから、理由は同じになってもおかしくはない。

ただ仕事がつまらない、給料が安い、人間関係が悪い、
理由は様々あれど、それらは個人が会社に告げられる対外的な最小公約数、削ぎ落とされて残った核たる理由だから真意は見えなくて当然。

もはや死語になりつつある終身雇用。
未だに神話にすがる人っているのか。
自分の軸に合っていれば勤め上げて素晴らしいですねと称賛をしたい。
その企業で自分なりにやり遂げたわけであるから。

ここまで書いて自分は転職賛成派である。
職を変えたところでその人を形成する組成は何ら変わらない。
ゲームで言えばステータスの持ち点は変わらないので、収入、勤務地、雇用形態といったパラメータをどう配置するか。
このステータスの再配置だと考えている。

変わるのは自分をどこにおくか。
置かれる環境でどんなパラメータを使うか。
その時々のライフスタイルで再配置する。
収入を重視すれば労働時間なり、雇用形態は不利に働く。
全部完璧なパーフェクトレア企業もあるかもしれないが、何かしら犠牲にしていることが大半。

自分の再配分(転職)

これまで結婚して家族が増えて生活に必要な先立つものが必要になると思い、とにかく稼ぐという観点で営業をやっている。

が、ここへきて稼ぐことも必要だが、家族との時間に重きを置いていなかった自分に気づく

子供とまともに会うのは週末だけ
それをよしとする人もいるでしょう。

しかし、果たして自分はそれでいいのか。
明日死ぬことが分かって、後悔はないか?
答えはNO

勤めている会社の経営方針に従えない
労働時間が長い
理由はそれぞれあげればキリがないが、ここへきての自分の決断は収入というパラメータの優先順位を下げる転職かつ自分の性格に合うもの

残りの人生後悔したくないですからね

やらずに後悔ならやって後悔がいい

ドラマのタイトルにもなりましたが
「逃げるは恥だが役に立つ」

転職は決して逃げではないと痛感した昨今でした。

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