家族だからって、親のいい子になる必要はない。

親のいい子になろうとしていませんか?
自分を偽っていませんか?


はじめまして、りん子です。
今回は、親のいい子になりたかった私が受けた影響から
いい子にならなくていいんだ!と覚醒するまでの話を
記したいと思います。

親子関係で悩み、自分を閉じ込めてしまっている方、
何かのきっかけにでもなれば幸いです。


1.私の家族

私の家族についてさらっと紹介すると、
父・母・兄・私の4人家族です。

父:俺の言うことは絶対!亭主関白。

母:争い事は好みません!父の味方。

兄:ゴーイングマイウェイ!超マイペース。

小さい頃から父の言うことが全て!絶対服従!
そんな環境で育ちました。


2.父との関係

幼い時は、父との関係も良好でした。
父の考えは絶対正しいと信じていましたし、言う通りに行動していました。
父にとって自分の言うことを聞く私は、可愛かったと思います。

ですが成長するにつれて、私も自分の考えを持つようになりました。
そして父と違う意見を持つ度に、衝突することが増えました。

父の考えに逆らえば

世間のことを何もわからないくせに、知った口を叩くな
親の言うことを聞いてればいい

お前の意見は聞いてない   

何倍にもなって言い返されました。
父の機嫌に触る言動をする度に、

だからお前はだめなんだ。  

そう言われて育ちました。
父との関係も次第に悪くなりました。
私は父が嫌いになりました、父の肩を持ち続ける母が嫌いになりました。

その一方で親と仲良くしたい認めてもらいたいと思った私は
親の言う通りにすることで、親の理想のいい子になることにしました。
自分の気持ちを抑えてでも、親の前ではいい子になろうと思いました。


3.いい子になりたかった私が受けた ”影響”


ですが

自分の本音を否定され続けた私は、
親と何を話せばいいか分からなくなりました。

親に限らず他人に対しても

どうせ受け入れられないからと、
自分の意見を伝えることをやめました。

怒らせないように、気分を害させないように。
自分の言動に細心の注意を払い、
人の行動や表情をよく見るようになりました。

今求められているのはどんな自分なのか、
どうしたらその人のいい子になれるのか、
空気を読んで化ける力を身につけました。

自己開示をやめました。
相談することをやめました。
自分の気持ちを口にするのをやめました。

関わる人に「よく気がきく、いい子だね」と言われることが増えました。

気づいた時には、他人の望む自分を偽ることでしか
人と接することができなくなっていました 。


4.いい子でいる ”必要性” を問われた話

ある人と家族の話になった時。

私は親が嫌いだけど、親のいい子でいたい。
いい子でいれるなら、自分を無視してでもいい子になりたい。

と伝えたことがありました。その人は私に、

いい子でいることで、良いことはあるの?
いい子である必要性は何?
親だからって全部言うことを聞かなくても良くない?
あなたの人生じゃないの?

と言いました。
今までは、他人と家族の話をすると

いい加減反抗期やめなよ〜
意地っ張りなんじゃない?
育ててもらったんだから仲良くしなよ

そう言われるのがオチだったので、その意見を聞いて驚きました。
と同時に、親の人生じゃない、私の人生だ!
私が自分の気持ちを聞いてあげなくて
幸せにしてあげなくてどうするんだ!

と思いました。

幼い頃からのいい子の呪縛に、従う必要性は
どこにもないと気付けた瞬間でした。


5.その後

いい子の呪縛に気づいた私は、
親と距離を取る選択を取ることにしました。

家族だから
親だから
血の繋がりがあるから
育ててもらった恩があるから
etc..

どんな理由があろうとも、自分を抑えてまで
人の理想の子になる必要はあるのか。
関わり続けることは私にプラスなるのか問うた結果でした。


そして今、少しずつですが私が本当はどう思っているのか
人に伝えられるようになりました。

長い間、真意を伝えることを避けてきたため
どう思われるんだろうか、、と怖かったです。

伝えた結果としては、自分が思っているより
人は何も思っていないということです。
なーんだ、考え過ぎだったのか。と拍子抜けです。


6.最後に

私が今回noteを通じて伝えたかったことは、

『 自分の気持ちに正直に。
  自分ではない誰かのために、自分を偽る必要はない。』

ということです。

自分以外の人は、違う人格を持った全く違う人です。
親だろうが仲が良かろうが、全部が同じ意見になることは絶対ありません。

自分の気持ちに耳を傾けてください
自分のために生きてください
自分で自分を幸せにしてあげてください


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
私はこう思う!これは違うんじゃない?等ありましたら、
コメントしていただけると嬉しいです。


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