映画『陰陽師0』メモ

映画『陰陽師0』を観賞。
一言で言うなら、『ファンタジー+ミステリー』な内容と、映像美を楽しむ作品と言えるだろうか。
以下、メモ。(多少ネタバレあり)

・役者さんは山崎さん以外、予備知識なしで見たためか、見覚えのある顔でも思い出せなかった人も(北村一輝さんとか)
(ちなみに吹越さんはちょい役だけど、すぐわかった)
・何もかも占い頼みって、どうなの、とも思っていたが、今回の晴明は割りと現実主義なのが印象的
作中には検屍シーンもあった
・作品を動かすキーワードは「呪(暗示)」と「人の心(情念)」、「精神世界」
気がつかないうちに現実から、人の情念や欲望が様々な事象を引き起こす精神世界へと引き込まれている
・冒頭の「世界観」や「用語」の説明シーンが、伏線でもあったのが意外(うまくできている)
・ミステリーとしても十分面白い
→冤罪を着せられてからの脱出、自ら謎解きに乗り出すなど、王道が押さえられている
そこにファンタジーをうまく溶け合わせ、最後は真犯人解明へ

勉強になったと思う。
映画館に見に行って良かった。

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