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あの夏が襲いかかる

こんにちは!彩夏です。
この度CDを出してみることにしました。
9/11のライブから販売し始める予定です。通販もできるように絶賛準備中です!

CDのタイトルは『あの夏が襲いかかる』。

1,茜色
2,夏の夜 -Band Arrange-
3,Cry for the star

の三曲入りで1500円を予定しています。曲順は夕方から夜が更けていく感じをイメージしてこの流れにしてみました。

ジャケットはこんな感じ。セリザワちゃんがジャケットデザイン全般を担当してくれました。本当に天才過ぎる仕上がり、、、!!

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たくさんの人に届くといいなあ。元カレを今も思い出しちゃうことが時々あるとか、過去の恋愛を今もまだガッツリ引きずってて苦しんでいる人とか、そういう同じ境遇の人に届くとより嬉しいなって思います。ちなみにわたしはというとまだガッツリ引きずっています………(笑)

今日はこの中に入っている曲たちと、自分の恋愛についてお話できたらなと思います。
(ブログの一番最後には歌詞もくっつけておきます)

1,自分の恋愛

というわけで早速自分語りです(笑)

わたしの元カレは大学のサークルで出会った人で、共通の知り合いが多いというのもあり、実はわたしが発信した情報が元カレの目に入りやすい環境下にあります(笑)

こんなに過去の恋愛について色々書かれるの、絶対相手はいやだよなと思って、失恋の詳しいことについてはあまり触れてきませんでした。が、もうここまで失恋曲を書きまくっている以上、できれば同じ境遇の人たちの共感も得たいので、発信したいことを、恐れずに、伸び伸びと発信することにしました。相当な覚悟を要しました……(苦笑)

この記事はその決心がないと書けなかったものなので、まだ少しこわいけど、文字を通してわたしの過去や曲達に触れていただけると嬉しいです。

わたしはちょうど去年の夏、本当に本当に大好きだった彼氏に別れを切り出されました。

その彼が初めての彼氏だったという訳ではありませんが、こんなにも人を好きになったのは間違いなく初めてでした。世界で一番大好きでした。とてつもない憧憬、わたしという人間を全部埋め尽くすような恋心。
わたしに音を奏でることの楽しさを教えてくれた大切な人でもありました。

別れた直後はもう自暴自棄になってお酒をひたすら飲むことで救われた気になっていました。一番良くないですね(笑)
時間が解決するだろうと思い続けて早一年が経ちましたが、時間はあまり解決してくれていません!(笑)自分にとってあまりにも大切すぎたみたいです。

これは気持ち悪い悪あがきなのですが、そんな世界一大切な人のことを絶対に忘れないように、こうして形に残すことにしました。

2,茜色

メロディラインは割と爽やか目な曲に仕上がりましたが、歌詞をよくよく見ると全然爽やかとか明るいとかじゃなくて、バチバチに元カレを引きずっている内容となっています(笑)

本当に元カレとお別れする直前の日の出来事なのですが、彼が帰り道で、この空が本当に好きなんだよね、と茜色の空を見上げて言ったことが、ずーっと頭から離れなかったのでこの曲を書くことにしました。
その日の茜色の空は、わたしが今まで見たどの夕焼けよりも残酷なほどに美しかったのを今でも鮮明に覚えています。それを見上げる彼の横顔といっしょに、ずっと記憶に焼き付いています。

歌詞にも出てくる『池袋本町電車の見える公園』。思い出の場所でもありながら、わたしがやけくそになってお酒を暴飲していた場所でもあります(笑)ここに行くと恋愛のことを思い出す以上に、あのお酒しか救いがなかった日々が鮮明に思い出されてめっちゃ頭を抱えちゃいます…………(笑)

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これは池袋本町電車の見える公園で撮ったリアル茜色。
先ほど載せたジャケットの画像だけではわかりにくいのですが、ジャケ写もここで撮ってもらいました。CDをパカーと開いていただけると公園の様子がよくわかる写真もあります。お楽しみに!

3,夏の夜 -Band Arrange-

今回は夏の夜のみがバンドサウンドでの収録となっています!
この曲はバンドサウンドでやるとより映えますね~!素敵なギター、ベース、ドラムのおかげで、めちゃいい感じに仕上がっています。本当に感謝……!

初めて書いた曲ということもあり、本当に右も左もわかりませんでしたが、とにかくサビのメロディをできるだけ耳に残るものにしたい!!!という思いからこんな感じのメロディに仕上がりました。

去年の夏、電話で別れ話を切り出されたある日の夜のこと。
悪いことが起きる日はほぼ確実に雨が降るというわたしの中でのジンクス?があるのですが、この日は夜に電話をし始めた瞬間、突然土砂降りになったのでまさにそれでした。

振られるし、母と住んでいるので別れ話の電話を家でするわけにはいかないし、そのために公園で傘もささず土砂降りに降られながら電話をする羽目になるし、電話中蚊に40箇所近く刺されるし(※実話)、もう災難でしかなかったです……(笑)

ただでさえ夜中はセンチメンタルになるのに、急に土砂降りの音がして、鮮明に振られた日のことを思い出しちゃってめちゃつらいよ~という曲です。
土砂降りの日が来ると毎回振られた日のことを思い出すのでめちゃしんどいです、が、強く生きていこうと思います(?)

大きく気持ちが動いた日の天気、気温、聞いていた音楽等は本当に思い出すきっかけになっちゃうのでよくないですね………
そして同じ季節がやってきて、気温も天気も何もかも変わらないはずなのに、その人の髪は知らないうちに凄く伸びていて……というのがCメロにあります。

……あの、今更気づいたんですけど、この記事、書いてるとめちゃくちゃ傷を抉られますね………(笑)

3,Cry for the star

個人的にこの曲がめちゃ好きです(自画自賛)

"ないものねだり"という言葉は英語で"Cry for the moon"という風に表せるらしいのですが、moonの部分をstarに変えてみたのがこの曲のタイトルになります。なので元のフレーズと同じく、ないものねだりという意味のタイトルです。

引きずっているお相手は、恋心を抱く前から本当に憧れの存在だったので、最初から最後まで、わたしにとって誰よりも輝くお星様のような存在でした。わたしはいつもそれを見上げてばかりいて、届くわけなんてないのに、欲張って手に入れようとしたから、全部崩れちゃったんだなと。崩れてしまった今でも………って、

ウワーーーーー!!!!!!!!!!!(泣)(泣)悲しいよーーーー(泣)(泣)(泣)書いてて悲しくなってきたーーーー!!!!!!!!!!!(泣)(泣)(泣)

この曲に"あの夏が今日も襲いかかってくる"という歌詞があるのですが、CDのタイトルはその歌詞から来ています。
このCDのために書き下ろした楽曲で、ライブでもやったことないし、今のところどこにも音源が上がっていないので、是非CDで聴いていただきたいなって!!

…と、パソコンで書いてるのでよくわかんないんですけど、おそらくスマホで見たら見る気失せるくらい書き綴ってしまったかもしれない…!!!(笑)
ここまで読んでくださった方がいましたら、本当にありがとうございます(泣)

夏の失恋曲三種盛り(?)の『あの夏が襲いかかる』。
どれもわたしから生まれた大切な曲達。このCDがいろんな場所を旅して、いろんな人と出会って、出会ってくれた人たちの心にそっと寄り添えますように。
是非ともよろしくお願いいたします!!!!

ここからは歌詞ですのでもしよろしければ。

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『茜色』

君と見た空 掲げた手の中を
すり抜けた夏

夏の匂いを運ぶ風に揺られて
君の好きなアイス くわえ街を行く
池袋本町電車の見える公園
迎えを待つ子供 見送る18時

「帰りたくないね」なんて言って笑った君
あの日のベンチ 君の隣 思い出す

君と見た空 掲げた手のひら
戻ることのない夏
絵空事だってことくらいわかっているけど
茜色 君の好きな色に染まる空を見て
あの公園でひとり 想いを馳せている

君がくれた指輪 8月の夕暮れ
私だけのひまわり 手に咲いている
「名前を呼んだ後に好きって言えることが、幸せだよ」と
いつかの言葉 空に消えてく

君と見た空 掲げた手のひら
戻ることのない夏
絵空事だってことくらいわかっているけど
茜色 君の好きな色に染まる空を見て
あの公園でひとり 想いを馳せている

君がいた日々 彩ることが出来ず
過ぎていった夏
何者にもなれないまま帰ってきたけれど

君がいた夏 忘れないように形にして残した
あの公園でひとり 口ずさんでみるの
もう戻れないけど
今日も君を待つの

『夏の夜』

夏の夜が襲う午前2時のこと
また無意識が君を想う
忘れたい、忘れないの自己矛盾の日々
終わりのない夜空の中 溶けてく

愛してたんだっけ?
強がりの言葉ばかりで
愛されてたんだっけ?
それさえもわからなくて

いつだって
離れてくれやしないから
今日だって
想い続けるしかないのだ

突然響いた雨音が
運んできた終わりの日のこと

土砂降りをかき消す
電話越し君の泣き声
わかってた結末と
夏の夜の二人言の答え合わせ

長らく見ぬ間に伸びた君の髪の毛がなびき
知らない後ろ姿に あの日の君が重なって

いつだって
離れてくれやしないから
今日だって
君を胸に夢を見るの

いつだって
離れてくれやしないから
今日だって
想い続けるしかないのだ
愛し続けるしかないのだ

『Cry for the star』

知り得ぬ事実と 愛しいその影
追い求め続け 何処まで行こうか

言えない言葉と届かぬ歌声
枯れたその先に 待つものはあるかい

揺れた 未来
触れた 過去に縋っている

夢の続きを あたたかな夜を
探してもがいて本当の終わりを知る
君の温もりと優しい声を憶う(おもう)夜が
星を隠してしまう前に

傷口は常に 生々しいまま
あの夏が今日も襲いかかってくる

星を見ていた
星を見ていた
星を見ていた

夢の続きを あたたかな夜を
不確かな記憶の欠片を求め歩く
君の温もりと優しい声を憶う夜が
星を隠してしまっても

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